見出し画像

「やりたいことさえ頑張れないわたし」からの脱却

おはようございます!!

朝渋は、わたしにとって、人生の目的を確認し、律してくれるような存在だ。

私が朝渋に加入したのは、2017年9月。
ちょうどその夏は色々あって、月に300時間位働くような目まぐるしい日々で毎日がヘトヘトだった。

「わたしの人生、このままでいいの?」
「良いわけないよね。なんとかしたい。時間の使い方を変えたい。」

そう思ったタイミングで朝渋と出会い、
26時寝出勤ギリギリ起きから23時寝5時起きへ生活を一気に変えた。

ところで、わたしは社会人になってから、心の底から今の人生に納得できてはいなかった。

最近ふと気づいたのだが、大学3年生で創業した事業から抜けて、今の会社に入社したこと自体が(感謝しているし、嫌いなわけではない)
「わたしはやりたいことさえ頑張れない人間だ」という思い込みとなり、
わたしは自分自身のことを信じられなくなっていた。
すべての選択に自信がなく、人からの見られ方を必要以上に気にしていて、そんな自分にも嫌気がさしていた。

「わたしはなにもできない・・・」

そんなわたしが、自然と続けられたのが「23時寝5時起きの習慣」だった。

身体が喜んでいる感覚があったのと、
朝渋の人たちが持っている、健全な向上心に感化されたことが大きい。

たまに寝すぎちゃったこともあったし、
仕事が長引いて帰るのが遅くなってしまって生活が乱れたことも、もちろんある。
だけど、朝渋の人たちの、朝から1日を大切に過ごしている様子を画面上から感じたり、
興味のある部活を見つけたのをきっかけに、生活を正すようになっていた。

そうやって、生活習慣を正していき、それが習慣になっていったこと自体に少しずつ自信が持てるようになった。

「わたしは早寝早起きならできる。」

そんなわたしが本当の意味で前に進めるようになったのが大学院受験をすることに決めたことだった。

今年の6月中旬、ふと自分の人生を考えながら
「身体教育 心」と検索をかけていたら、出てきたのが、とある大学院の専攻案内だった。
読んでみると、自分の考えとやりたいことがぴったりで稲妻が走った。

(実は、会社で別の大学院と研究を進める予定が頓挫し、悔しい気持ちでいっぱいだったので、ここでならわたしのやりたかったことができるかも!と救われる気持ちになったのだ。)

受験日は9月中旬、合格発表は、なんとわたしの誕生日、そして願書提出日は2週間後・・・!
これは運命としか言いようがなかった。

朝渋の人たちに「大学院受けようと思うんだよね」と相談混じりに話すと、「え?!」とびっくりしながらも最後は暖かい言葉と共に応援してくれた。

両親と同僚は「いきなりどうした?!」といった反応だった。
まあ、一般的な反応だと思う。
そういう意味で、朝渋の人たちは、一種特殊な反応をしてくれたと思う。

「そもそも2-3ヶ月しかないのによく受けようと思うね」と言う仕事仲間もいたが、朝渋にはこんな反応をする人がそもそもいない。
逆に、そういう環境で孤独を感じてメンタルがきつくならない仕組みを作ったらいいよ、とか何かあったら連絡するんだよ、と声をかけてくれる人もいたのだ。
これが朝渋の大きな特徴かもしれない。

わたしは「心から行きたいと思ったのに何もしないであきらめるなんてあり得ない」と思っていたから、
すぐに会社の運営にも話し、店長を変えてもらうことにした。
クライアントにも話して、仕事に充てる時間を調整した。
そのくらい本気だった。

そして、この本気を持続することが出来たのが、朝渋の存在だった。
ちょうど夏に、同じように何かを目標に頑張っている人たちのメッセンジャーグループが出来た。
その名も「ストイック作業・勉強部」

これは、朝に今日の作業の目標を書き込み、夜に作業の結果と明日への意気込みを書くという、オンライングループ。

このグループの良いところは書き込みをすると、みんながいいね!ボタンを押してくれたり、励ましてくれること、
また、頑張っている人たちの時間の使い方を知れたことが大きかった。
(○○さんは、あんなに遊んでいるように見えて、実は、朝はちゃんと自分の時間を作っているんだなーって、感心した。)

頑張っているのはわたしだけじゃないこと、
人生を楽しそうに過ごしている人たちは、こんな風に朝時間を有効活用していることを知り、
今までただただ人を羨ましいと思っていたことを恥じるきっかけになった。

そんなこんなで、
仕事は変わらずフルタイムで働き、
仕事の日は、朝7:00-9:00、夜7:00-9:00
休日は8時間ほど受験勉強に当てていた。
(夜は図書館で突っ伏して寝ていたこともザラにあったので、集中はもっぱら朝。
朝に勉強時間を持てたのは、朝渋を通して生活のルーティーンを確立出来ていたことに尽きる。)

もちろん、孤独に感じたこともあったが、
それ以上に自分の人生を自分で選んで、デザインしている感覚があって、毎日が充実していた。

(本当に寂しくなった時に、散歩部とくるみかふぇの作業部に参加した)

また、過去問が難しくて解けなくて悩んでいたとき(答えがなかったのだ)、雑談スレッドなるものにその旨を書き込むと名古屋に住む朝渋のメンバーが答えてくれることがあったし、
英語が得意なメンバーに質問すると勉強法を教えてくれたりもした。

ただ実は、9月の受験は不合格に終わった。
しかし、あまり凹まなかった。
おそらくそれは、結果よりプロセスに意識が向き、
今まで思い込んでいた「やりたいことさえ頑張れないわたし」から脱却し、「毎日の積み重ねができるわたし」に自分の捉え方が変わったのだと思う。

そして、わたしは10月中旬のもう1つの試験に向けて、さらに勉強を進めた。
時には生活を22時寝4時起きにして、自分を奮い立たせていた。

そして、11月初旬に合格発表があり、晴れて来年4月から大学院生になることが決まった。

合格はもちろん、今までの努力が報われて嬉しかったが、この期間に得たものの方が格段に価値のあるものだった。

それは、生活習慣が生きていく道を変えていくという実感と、毎日の積み重ねが自信を作っていくという気付きだ。

ある日、突然、シンデレラストーリーが始まることはないけれど、普段から準備している人にはきっと道が開ける。
そして、やりたいと思っていることは時間の使い方から意志を持てば必ず出来る。

こんな、とても大切なことを、朝渋に入って早寝早起き習慣に変えていったことで感じることが出来た。

「やりたいことさえ頑張れないわたし」バイバイ!


そんなきっかけを作ってくれた『朝渋』
たくさんの勇気をありがとう!!!

サポート代は書籍代、研究費用として使わせていただきます🙇