ニュースにおいてぐ犯少年を賛美する事は違法行為にあたるのではないか

先日、 
>【4/29のニュース】「選挙妨害」警察が警告「大人として恥ずかしくないのかよ!」子供に注意される 
というニュースがネット上にあげられたようだが、カンテレはぐ犯少年を撮影した区の児童相談所に通報する法令上の義務を放棄している可能性がある。

・非行少年を発見した場合、法令上は担当の児童相談所に通報しなければならない
まず、下記の説明を一読しよう。ここで明確に記載されているように、日本国においては非行少年とおぼしきを「発見したものは児童相談所、福祉事務所に通告しなければならない」と説明されている。

少年の非行行為は2つに大別されており、ぐ犯行為と触法行為である。
ぐ犯行為という言葉は聞いたことがない読者が多いと思うが、要は「法に触れる行為ではない行為」についても少年については少年院送致にすることも可能ということです。
東京都児童福祉センターでは以下のように定義している。
https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/jicen/annai/soudan.html
※ぐ犯行為
 保護者の正当な監督に服しない性癖のあることなど一定の事由があって、その性格または環境に照らして、将来、罪を犯す、または刑罰法令に触れるおそれのある少年の行為をいいます。
※触法行為
 14歳未満で刑罰法令に触れる行為をいいます。

例えば、深夜10時に少年が出歩くことは禁止されているが、これをもって深夜に犬の散歩と称して深夜徘徊をする少年を鑑別所などで調査し、必要が認められれば少年院に送致することができる。
成人であれば深夜10時に徘徊したことをもって逮捕され刑務所において自由を奪われることはないが、少年であれば児童福祉施設や少年院において自由を奪われ矯正措置が取られる場合がある。これがぐ犯である。

動画では少年の周囲に保護者がいない事から、
→家出、浮浪、その他徘徊が疑われる。
また、「大声出すなよ!」などと大声をあげて選挙妨害を行っているが、基本的に街中で奇声を発することは問題行動(ぐ犯)である。
カンテレはこの児童がいた区を公表し、担当する児童相談所へ通報するべきだ。


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