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転換

母の従姉妹の1人は、精神病だった。
ずっと家に居て、無職だったけど、親が豊かで
お金には困っていなかったし、住む家も
与えられていた。でも、50代で自死した。
生前、"何の役にも立てなくて申し訳ない"と、
よく言っていたらしい。

私は会った事がなかったけど、きっと優しくて、
真面目な人だったんだと思う。

生活保護や障害年金を貰っても、申し訳ないと
強く思って、自死を考えている人は、実際にいる。
何もしないで家にいたら、そういう気持ちになる
のも、わからなくはないな。


働かないでお金を受け取る事に罪悪感があるなら、
発想を転換したらいいんじゃないのかな。

そのお金を使って物を買えば、そのお店にお金が
入る。自分も、必要な物を手に入れる事が出来る。
それは、両者共ハッピーって事だよね。働いている
家族がいるなら、家事や掃除を担ったりも出来る。
一度に全てやるのは大変だから、おかずの一つ
作るだけでも、喜ばれると思うし。花が好きなら、
庭やベランダで育てたら、朝出勤していく人達の
誰かを癒やせるかもしれない。近所のお年寄りの代わりに雪かきや買い物をしたり、沿道の枯れそうな植物に水をあげるとか、何でもいいと思うの。

もし、カーテンを閉め切った暗い室内で、一日中
ベッドから起き上がれない毎日を送っているなら、
1日1分身体を起こしていられる様に努めるとか。
慣れて来たら、時間をのばしてみたりね。その内、
カーテンや窓を開けられる様になるかもしれない。
いつもパジャマで過ごしていたけど、身嗜みを
整えてみようかなって気持ちになるかもしれない。

多くの人が想像する仕事とは違う形でもいい。
何も出来ないって落ち込むより、
自分に出来る事をすればいいんじゃないかな。
私は、そうやって生きてるよ。


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