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心を丸裸にされる対話をしたい。話すだけではスッキリしない。

趣味=妻と言っていたのに、サインを見逃し過ぎて「離婚したいからお金と親権の話をしよ」と三行半を突き付けられた”まだ夫”です。離婚話のショックから立ち直るまでの話です。ちなみにまだ離婚には至っていないです。

話すことによってすっきりするのか?

離婚したいと告げられてから、性別・年齢・関係性問わず相談している。
このような重大な話は人生で数回しかないので、この経験を通して、私自身にどんな変化があるのか?それとも何もないのか?を見ていきたい。
1か月程度っち、そのくらい考えるくらいには、心は落ち着いてきた。

人は悩みや相談事を聞いてもらうことで、心の内を吐き出しスッキリするという。解決策が見つからなくても構わない、ただ聞いてほしいらしい。
ただ、一方的に話をするだけ、スッキリするのだったら犬に話をしていれば十分なはずだ。なんなら壁に向かって話をしてもいいじゃないか。

共感と同情がまじっていないか?

相談において “共感” は最も重要なことの1つだというのは、よく聞く話である。
私は、共感とは「そうだったんだ。大変だったね。辛かったね」
と相槌をするものだと信じていたが、今回の件でそれは大きな勘違いであったことに気が付いた。これは共感ではなく ”同情” だったのでは?と。
共感とは ”考えさせる質問” をすることだった。
この考えさせる質問は数を打っても当たらないところが曲者である。
新たな気づきを得たり考えが広がり深くなる。このような質問じゃないといけない。

考えさせる質問ってなんだ?

自分もこんな質問はできない。できていたら離婚話になっていない。
考えさせる質問は、相手の考えを広げることが最も大切である。
例えば「離婚したくないと、なぜ思った?」「奥さんに言われて、なんて感じた?」「それってこういうこと?」「似た状況の友達には、どんなアドバイスする?」
このような質問を考えていると思考が一度広がってから凝縮する。そうすると深みの増した思考になる。

興味本位の質問からは逃げる

興味本位の質問は新しい考えを生み出せず、同じ答えを引き出すだけだ。
一方で、考えさせる質問は、私の心を裸にする。だからこそ、真の理解と共感が生まれる。私が差し掛かった人生の分岐点で、この質の高い対話が私を変えるかもしれない。
そう思うと、もっと人と対話をする時間を増やしていきたい。

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