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仲直りの仕方を覚えよう。そしたらケンカができる。

趣味=妻と言っていたのに、サインを見逃し過ぎて「離婚したいからお金と親権の話をしよ」と三行半を突き付けられた”まだ夫”です。離婚話のショックから立ち直るまでの話です。ちなみにまだ離婚には至っていないです。

ケンカをしない夫婦はいい夫婦は幻想だった。

ずっとそう思っていた。結婚をして十数年がたち、私たちは大きなケンカをしたことがなかった。
友達たちからはお互いが仕事をしっかりとしていて、お互いに好きなことをしている。共通の趣味を持っていて、適度な距離感がある。生活スタイルや価値観が違うけど、そういうところもお互いが尊重し認め合っている夫婦。
そんなふうに思われていた。
離婚をしたいと言われた、今となって思うのは、ケンカをしていなかったのではなくて本気で妻と向き合うことをしていなかっただけだった。
イラっとすることや、ちょっと違うのでは?と思ったことがあっても、その瞬間をやり過ごせば、終わると思っていた。
人は人の数だけ自分の価値観を持っている。自分を育ててくれた両親だろうが、長年連れ添った妻だろうが、愛情を注ぎ続けた子供であろうが、学生時代に一緒に悪いことをたくさんしてきた親友だろうが、全員がそれぞれ違う価値観の中を持っていて、それを基準に生きている。もちろん似ている部分はあるし、まったく合わない部分もある。それはしかたないことだ。

夫婦生活をしていくなかで価値観が違ったときにどうするのか?

価値観の違うものたちが一緒に暮らして価値観が違ったときにどうするのかが、その夫婦がうまくいくのか、失敗するのかの分岐点のひとつだとつくづく思う。
私も妻も互いの価値観・考え方が違うな。と思ったときにはその感情に蓋をしていた。
臭いものには蓋をしろ。という言葉を実践していたのだ。
蓋をすると一時的に匂いはなくなるが、匂いのもとはずっと残り続けていた。さらに新しいものが足されていく。
ツボの中には新旧の ”臭いもの” がごちゃ混ぜになっている。
とてもじゃないが正常な状態とは言えない。
だから価値観・考え方が違うなと思った感情を見つけたら、蓋をしてはいけない。
大変だろうが、できるだけ早く消化できるように二人で話し合いをしたほうがいい。消化が遅れるほど、消化することが難しくなる。
すぐに消化をしないとキッカケを忘れてしまって、モヤモヤだけ残ってしまう。モヤモヤになってしまうと原因が分からないので、解決する糸口すらなくなってしまう。だから1日でも早く、1時間でも早く解決に向けて動いたほうがいい。

仲直りはどうやってするのか?

仲直りってどうやってするんだろう?
それができなかったから、いまに至ってるんだよな。
私たち夫婦は、小さな溝とズレを放置しすぎて数が深く・多くなってしまって、もう修復できない状況で崩壊してしまったんだろうな。
ケンカをもっとしたかったな。仲直りができるという安心感があるからこそ、ケンカ・発散ができる。小さな夫婦ケンカで済ませることができる。小さな溝をたくさん埋めていくから、どんどん仲良くなっていける。

言いたいことを言った。そのあとは・・・

友達夫婦たちに聞くと「まずはお互いに言いたいことを言う」
よく聞くやつだな。そのあとはどうするん?お互いの妥協点を探る話し合いをするんか?
「いや、しない」
しないってどういうこと?そこでしょ?重要なのは?
「うーん・・・どうだろう。うちはあんまりしない。初めの言いたいことを言う。この部分がケンカの大切なとこだと思う」
言いたいことを言える関係・・・「あなたには何を言っても無駄」と言われた私からしたら、初手の関係性から終わってるなと。
ほんとうに羨ましい・・・
どうやったら言い合える関係を作れるんだろう?
だれか教えてほしい・・・

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