「未熟型うつ」ってなに?

「未熟型うつ」とは、企業のメンタルケア活動の中で出会う「うつ」の中の一類型です。

マスコミ用語では「新型うつ」などと言ってみたり、専門家になると「非定型うつ」、「ディスチミア親和型うつ」などと言ってみたり。
「うつ」という用語がひろく一般の人口に膾炙することで生まれた混乱の中の一つだと思います。

「未熟型うつ」に「うつ病」のような学術的に定まった定義はありません。
「未熟型うつ」とは、主に若者に起き、職業上の困難場面への不適応に対する心理的な反応として「うつ」の諸症状を呈する症候群です。
職業上の困難に対する反応なので、「うつ」症状は会社に行くときにだけ起こり、「うつの診断で休職はしているけど元気に海外旅行に行く」といった、周囲から見ると同情しがたいちぐはぐな行動をとり、同僚の反感を買ったりする「うつ」の一群です。

とまあ、ここまではどこかで聞いたようなお話。
私が書きたいのは、「じゃあそんな未熟型うつって、会社の上司は、本人はどうしたらいいのさ」ということ。
固く言うなら「未熟型うつへのソリューション」。
ぼちぼち書いていってみましょう

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