バリアフリーとシンデレラ
発達障害の女の子のお母さんです。
誰にでも優しいバリアフリー、(段差の解消、手すり、スロープなど)娘にとっては難しいことがあります。
幼児期から通う療育先の玄関は、段差がなく、
バリアフリーになっています。車椅子でもスッと入れるので助かる方もいるし、ここから先は土足部分と床材も模様も境目は違っています。
娘は毎回、この境目に意識がいってないような、いってるけど出来ないのか、、、。
入る時は靴を脱ぐ、でも、土足部分に降りる。
帰りは逆パターン。
⭐️境目が意識出来ないなら、、、
入る時は脱いだらそのまま足を一歩前!
帰りは即、靴の中に足!
こんな声かけが必要です。
⭐️境目を意識しているけど出来ないなら、、、
わずかな時間の片足で立つこと、ができるか?
運動の中に片足バランスを取り入れる。
片足バランス、何秒立っていられるかを
療育で測定すると、左右差がかなりありました。
これに荷物を持っていたら、難しいのかもしれません。
小さな出来ないことが、そこだけでなく、他のところにポイントがあることも多いです。
ついつい、毎回できない!と思いがちですが、
ポイントが見つかると、すぐ解決までいかなくても、接し方に工夫ができます。
娘の場合は、リュックを必ず背中にし、
(帽子をしまったりで、前にリュックで足元見えないこともあったので)
両手をあけ、つかまってゆっくり、です。
焦って靴を履かないよう、
「シンデレラのガラスの靴に足を入れる感じで」
これがハマってくれました。
療育前にガミガミ言いたくないので、
雑だと「ガラスの靴割れる!」
後ろに人がいてもゆっくり「舞踏会遅れます」
こんな風に促しています。
お母さんも、娘の不思議な世界に入りながら、
療育子育てを楽しんでいます。
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