流れる星は生きている
発達障害の女の子のお母さんです。
心の支えにしている本をご紹介します。
「藤原てい著 流れら星は生きている」
何度読んでも涙が出る、読み終えるたびに勇気を与えてくれる、一冊。
藤原ていさんの夫は作家新田次郎さん、
「孤高の人」が有名でご存知の方も多いですね。
ていさんが3人の子供たちに遺書を書いた、
それは遺書にならずこの本になった。
昭和28年8月 夫と引き裂かれた母と幼い子3人は満州からの引き揚げる。
敗戦下の悲運に耐え生き抜いた苦難と愛情の記録。歯を食いしばって生き抜いた。
この壮絶な体験に比べたら、なんと自分の小さなことか、、私は衣食住すべて足りている、恵まれている、それで充分。
本は擬似体験させてくれる。
私は三十八度線を超えた経験なんてないのに、、勝手に自分に重ねる。死に物狂いで子供と超えた三十八度線を思えばなんてことない、と。
へこんだ時の心の穴を埋め、気持ちが揺れたり時には支えてくれる大切な一冊です。