再出発

大学入学試験前期日程合格発表の日から何日が経っただろう。実際10日しか経っていないのだが、体感ではもう1ヶ月も経ったような気分である。

単刀直入に言うと、僕は不合格だった。不合格を知ったときには言葉では表せない感情になった。強いて言うなら「無」であろうか。その日はWBCの試合があり、中高6年間野球部だった自分は当たり前のように試合を観ているわけだが、日本が点を入れても勝っても心の底から喜ぶことはできなかった。

不合格になった理由は明確である。勉強不足としか言いようがない。周りからは夏まで野球をしていたから仕方ない部分もあるとは言われたが、今冷静に振り返ってみると無駄な時間が多すぎた。自分がまだまだ未熟であることを思い知らされた。

自分は極度のポジティブ思考であると言っていい。聞こえは良いが、見方を変えれば負の側面から目を逸らしているのかもしれない。ただ、ポジティブな思考が役に立つ時も多々あり、いい塩梅を保つのは非常に難しい。

今回の受験でもポジティブ思考は全面に出ていて、危機感はもちろんあったが、なんとかなるだろうという心持ちのもと勉強していた。これは中学受験の頃の自分の体験にも影響されたことであろう。夏頃から本気で勉強を始めて、なんとか第一志望に受かったから、心のどこかで今回もいけるだろうとか思っていたのかもしれない。

だが、今回は相手が悪すぎた。京都大学とかいう日本でも5本の指に入る最難関大学を受けていたのだから。

実は二次試験はいい手応えだった。わんちゃんいけると思っていたし、先生からもわんちゃんあると言われていた。

なら敗因は何か。共通テストだ。

共通テストは京大二次試験(文系)より難しい説を提唱したいが、今回はそれは置いといて。

共通テストこそ時間のかけ方が甘かった。二次試験に力を注ぎすぎていたような気もする。

明らか気の緩さが出ていた。ここでもっと死に物狂いで勉強していれば、今ごろ大学生の準備をしていたことだろう。

未熟者。

あまり書きすぎても終わりが見えないのでまとめておく。

今回の受験で時間の短さと自分の詰めの甘さを知った。

次は完膚なきまでに叩きのめす。

応援してくれるみんなのためにも、自分のためにも。

(とりあえずリハビリも兼ねて勉強し始めているわけだが、数学が楽しすぎる。今年は数学を極めて、共テの国語、社会全般を底上げする。)

誰かへのメッセージ
勉強はやっぱり楽しいです。早く大学行って、大学受験とはまた一味違う勉強をしたい。

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