紙媒体の素敵さ

ミニマリストのような部屋にしたくて、自分の部屋を見回すと、本が棚に大量にある。「これは違う」とは思うのだけれども、一冊一冊には自分にとっての物語があり、眺めているだけで、気分が高揚してしまう。

感情を別にしたら、多くの本は場所をとっているから手放すべきものでしかなく、こういった収集癖は、ミニマルな暮らしとはかけ離れてしまう。けど、手放せない。好きなんだもの。素敵なんだもの。

たったあれだけの大きさの存在に、測れないほどの大きな思いが詰まっているって考えるだけで、心が躍ってしまう。

手放すべきもの、シンプルにすべきものを、感情と理論を分けて考えるのが難しいなと感じたのでした。

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