読書日記の合間。
私は普段から基本的に小説しか読まない偏読派です。
物語を頭の中で絵にするのが好きで、登場人物に"共感"しながら、自分の感情を消化(?)するのが好き。
啓発本はなぜか素直に受け止められないので。たとえ有識者だろうが、超著名人だろうが、会ったこともない見ず知らずの人に文字だけで啓発されても刺さらない性分らしい。(ひねくれていると言うべきか?)
エッセイ本も啓発本と同じ感じ。
新書はほんとに興味のある分野を興味のあるときにじゃないと読みきれないので。そういう性分らしい。あと、教科書を読んでいる気分になって嫌になるし、難しくて付いていけないことも多い。
漫画は、小さい頃から買ってもらえなかったから、歯医者や皮膚科の待合室で数巻だけ置いてあるものをパラパラと読んだくらい。大人になってからも馴染みがない。読みたいと思うこともあまりない。
そんな私が珍しく小説以外で手にとったのが
韓国のエッセイ本。
どうやら韓国で流行っているらしい。
と言っても、最初は韓国のだろうが日本のものだろうが嫌いなものは嫌いだった。どこかありきたりで、響かなかった。
それでもコイツを手に取らずにいられなかったのは
「혼자이고 싶지만 혼자이고 싶지 않은 나를 위해」
「ひとりでいたいけど、ひとりになりたくない自分のために」
(こういうときに趣味程度にかじった韓国語の勉強が生きるとは。嬉しきかな)
っていう一文を見て、
夜が更けて朝が来て仕事にいって、、、をひたすら待つだけの何の意味もない毎日を繰り返している自分を少しでも救ってくれるのではないかという思いで、気づいたら書店に一冊しかないコイツを握ってた。
ただのヒーリングエッセイ。
だけど、
毎日少しずつ読んでいます。
今の自分に"共感"してくれる本文と挿絵が
どうも愛おしくて。
(一気に読むとしんどそう笑)
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