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【サンバ缶詰通信】第7回『幸せの手を叩け!』

 ハローアースノイド!2nd Generation Masterのニジマスです。なんともう三巡目ですって!時が経つのは早いと言いますが、まさかこれほどとは。赤井さんもびっくり。

 春と言えば憎たらしい花粉の季節出会いと別れの季節。この謳い文句って誰が最初に言ったんでしょうかね。入学、入社、卒業…など色々な「出会い」と「別れ」がありますが、かく言う私もこの度大学を卒業し、春から社会に出ていく身分であります。なので今回は卒業式や式後の友達との軽い宴会について綴ろうかと思います。少々お付き合いください。


【今回のトピック:『出会いと別れの季節』】

 ”出会いと別れの季節”というフレーズにふと聞き覚えを感じ、本棚に目をやると、米澤穂信著の『栞と嘘の季節』と目が合いました。こんにちは。
『栞と嘘の季節』は連作短編小説『本と鍵の季節』の続編で、前作が面白かったので購入した本になります。気になって購入したものの、あえなく積読本となってしまいました。昨年から手が止まっている『罪と罰』が足を引いてくるおかげで、全然積読本が消化できておりません。”出会い”の季節ですので、新しい本とも出会いたいのですが……


 私は先日大学を卒業したのですが、高校の卒業式と比べると案外あっさりとしたものでした。と言うのも、学部ごとに時間が分けられており、斉唱なども無いのであまり味気が感じられませんでした。やはりコロナの影響でしょうか、昨年は無かったとも聞きますし。なので卒業式自体に対しては、特にこれといって思うことはありませんでした。そもそも私が感受性豊かで、桜の下で抱き合い、クサイ台詞で友情を語るという愚行をするタイプでは無いので、今までの卒業式もさして感動することはありませんでした。サイバードラゴンくらいドライかもしれません。使われてるの見たことないけど。

 そんなわけで、ココッチくらい爆速で卒業式の感想を終えましたが、その後はそこそこ楽しかったです。卒業式が終わった後、卒業証書を受け取るためにゼミに集まりました。私は、スポスポと気持ちの良い音が鳴ることで有名な筒タイプで受け取ったことが無く、中学生の時から冊子タイプでした。これが俗に言うジェネレーションギャップってやつでしょうか。何故筒ではなくなったんでしょうか。決闘者なら筒にプレイマット入れたいでしょう。
 もしかして、あの筒を手にしたことがない人が居るなんてこともあるのでしょうか。私は、偶々偶然ラッキーなことに少しばかり絵が上手かったので、幼稚園の頃の表彰で頂けたことがあります。ただちょっとだけ絵が上手かったから。ちょっとだけ。ちょっとだけね。へへ

 ゼミと言えど、全く話したことが無い人もそりゃいます。特に女子。
なんてったって、私は陰キャですからね。大学4年間通しても、おなごと会話なんてしたことありませんよ。陰キャですから。
 しかし、卒業だからか今まで会話したことない人とも写真を撮ることが出来ました。普段関わらない人とも関わることが出来るんですね。卒業アドレナリンすげぇ。最初で最後の体験かもしれない。

 私にとってのメインイベントはこの後。卒業式後のご飯です。同じゼミで仲良くなった友達2人と、卒業式後に遊びに行く約束をしていました。まだ頻繫に遊びに行く間柄ではありませんが、間違いなく私が大学に通って良かったと思える要因でした。むしろ2人に出会っていなかったら、間違いなく大学に通わなければ良かったと思ってたと思います。それくらい良き友達に巡り合うことが出来ました。この”サンバ缶詰通信”を更新している、冬鷹とAは高校生の時の友達ですが、今まで付き合いが続いているので良い関係なんでしょう、認めたくはありませんが。人としてはどうかと思いますが、良き友達なのでしょう、きっと。
 私はよく友達が少ないだのネタにしますが、別に本気で妬んでいるわけではありません、多分。あくまでもウケない自虐ネタなのです。ぶっちゃけ、友達は量より明らかに質です。「数だけ居たってッ!!」って何処かのチャーハンだか鷹さんが言っていたような気がしますが、練度の低い念ではプロハンターに太刀打ちできません。良き友人関係を築き上げましょう。


 長くなりそうなのでここまでにして、お食事の感想に行きます。
1軒目はお寿司屋さん。イイ感じのお店で、目の前で大将さんが握ってくれました。席が空くまで1時間半くらい待ちましたが、目を瞑ってやらんこともない美味しさでした。予約が出来なさそうでしたが、機会があればまた。
せっかく待ったのでいっぱい頼んだのですが、納豆巻きと新香巻き2本ずつはやりすぎたと思います。1軒目中々お腹が満たされた。
2軒目は串カツ屋さん。ここでお酒を飲み始めました。1杯目はカシスオレンジで。1軒目でそこそこお腹いっぱいだったので、ここではそんなに注文できませんでした。以前集まった時はダーツバーに行ったのですが、それがめちゃ楽しかったので今回も探すことになりました。運の良いことに2軒隣くらいにあったので、3軒目は遊び場的な所で。
ダーツはあったのですがダーツバーと言うわけではなく、卓球台や段ボール製のジェンガ、ボドゲ等色々なモノで遊べる場所でした。ここでの飲み物は、マンゴーパインなるリキュール2杯と梅酒のロック。私は普段お酒を飲まないので、自分が何を飲めるのかわかっていませんでしたが、梅酒のロックが飲めそうです。飲まないだけなので、別にお酒に弱いというわけではなさそうです。UNOから始まりジェンガ、ダーツ、段ボール製のドデカジェンガ、よくわからんけど楽しかったデカいボドゲを経て、何故かワードウルフで幕を閉じました。道具使ってねぇ。超楽しかったけど。超遠回りして帰宅したポカ話はまた別の機会にします。恥ずかしいので。


 非常に楽しい夜でした。”卒業”に対して”寂しい”と感じる方が居るかもしれませんが、私は特に何も思いません。卒業したからと言って、友達であることは別に変わらないからです。確かに学校に通っている時に比べると、会う機会というのは少なくなるでしょう。でも少なくなるだけで、会えなくなるわけではないかと思われます。逆に会う機会が少ない方が、1度の密度が濃くなったりするかもしれません。会えない時間が愛育てるみたいな。くっせぇ。それに学生時代なんて振り返ると後悔することばかりで、起きたくなくなるので、考えない方が〇です。


 高校生の時の友達は一生モノと言ったりしますが、大学生の友達も悪くないものです。この春、学生になる方は友達が出来るか不安かもしれませんが、こんな私でも出来たので、あまり背負い込まなくても大丈夫です。何の根拠もありませんけど。むしろ、焦って要らない付き合いをしてしまう方が、学生生活を棒に振ってしまいかねないので、怪しい人とは付き合いわないようにしましょう。おじさんとの約束だよ。


【良いこと言いたいだけ】

 今回はこんな感じで終わりにしたいと思います。散々良いこと言った風でしたが、春から社会人の私は不安でいっぱいです。不安でいっぱいなのに、人には不安にならないでとか言っちゃってる。ごめんなさい。誰か助けて。
 ここでは書ききれないので、あぶれちゃった分はまたいつか何処かで。
では皆さん、どうぞよしなにジマス。

ーニジマスー


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