見出し画像

詩∶献身と貞淑

貴方の瞳にわたしは映らない
声をかけても聴こえていない

ただ 固まった虚ろな表情で
どこかを見ている

見捨てることは 簡単だ

でも 貴方が動いていた時の
幸せな思い出があるから

わたしの命がある限り
貴方をお護りします

動けない身体だとしても
わたしにも分かる

貴方が 生きている証明あかし
心臓だけは トクトクと

鼓動しているんだもの

だから

一生涯 

貴方に尽くします



ご拝読有難うございました。


ふありの書斎


この記事が参加している募集

自己紹介

新生活をたのしく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?