067_修学旅行に行ってきた!@シェムリアップ カンボジア(317日_残り270日)
សួស្ដី”スオスダイ”(こんにちは)
សុខសប្បាយទេ?“ソクサバイティ”(元気ですか?)
カンボジアは完全に雨季(រដូវ វស្សា ロドヴ ヴァッサー/រដូវ ភ្លៀងロドヴ プリーアンg ”季節+雨”)になりました。
さて,先週配属先の修学旅行に同行させてもらいました。
修学旅行(学生・教員みんなで行く)は今年初めてだったそうです。
(あまりに急な決定だったので,副業している先生など参加できない方たちもいました。)
修学旅行に行けることになった経緯はこちら↓↓
至れり尽くせりなオモテナシ
出発を翌日に控え,
😅「何時に学校に来ればいいんだ!?」
という不安に駆られました。
前日までに
”流れを確認するような集会”
があると思ったのにありません。
「時程」はいただきました。
出発時間は書いてあるけど,集合時間はありません…
200人を超える参加者。
大型バス5台。
日本だったら30分以上前に集合時間があります。
とは思いつつも,もともと日本では考えられないような早朝の出発だったので,一人だけ早くいくのも嫌だしなあ…と思い信頼できるK👩🏽先生に相談しました。
😀「私は何時に来たらいい?」
👩🏽「そうね〇時40分でいいと思うわ。」
流石私のことを良く分かっている👩🏽先生。
無駄に早い時間を言ってくることはなく私も「そのくらいかな?」と思った妥当な時間です。
こういう時,出発の1時間以上前を伝えてくる先生もいて,
実際に行ってみるとほとんど人が集まっていない…
ということはよくあります。
でも,この👩🏽先生は出発の20分前に来ればいいと言ってくれました。
出発の前に特に集合(集会)などはないようです。
そんな話をしていたら,
こちらも親切なV🧑🏽🦱先生が
🧑🏽🦱「Nakoは何で来るの?」
😀「トゥクトゥクだよ」
と答えると,
🧑🏽🦱「予約したの?早朝だから多分ドライバーはつかまらないよ!」
と。
完全に失念していました。
確かに…
普段アプリでドライバーを自動検索するのですが,
この時間ではつかまりそうにありません。
😅「もしヒットしなかったら,自転車で行くよ」
おかかえドライバーなんていません。
ボストンバッグはあるものの,自宅から学校は自転車で10分ぐらいなので何とかなるだろう…仕方ない…と思っていたら,
👩🏽「私は〇時に予約しているの(私より30分以上早い)。
だから,私が学校に到着したら,ドライバーにNakoの家に迎えに行くようにお願いするわ。」
とK👩🏽先生が提案してくれました。
K👩🏽先生も,V🧑🏽🦱先生も本当にありがたい存在です。
これで明日も安心だ!
と思っていたら,夜別のM👩🏻🦱先生から連絡が来ました。
👩🏻🦱「明日あなたの家のそばに迎えに行くわ。
〇時30分ごろになるよ。」
こちらのM👩🏻🦱先生は自家用車をお持ちです。
以前も家のそばに迎えに来てくれたことがありました。
あれ,でもトゥクトゥクに乗る約束もしているし,どうしたらいいんだ?
と思ったらK👩🏽先生からも連絡が来て,一緒にM👩🏻🦱先生の車で行くことになりました。
当日の朝も,
👩🏻🦱「そばまで来たら連絡するから,その後家を出ればいいよ」
と連絡くれました。
本当にありがたいです。
そんなこんなで無事に学校に着いたのですが,
なんと迎えに来てくれたこのM👩🏻🦱先生は,旅行には行かない先生でした!
でも,メイン担当だったので,出発を見送るために早朝出勤したようです。
行かなかった理由は分かりませんが,JICAのルールのために手続きのことでもたくさん協力していただきました。一緒に行けなくて残念でした。
バス1~4号車は担任的な先生達(各5人+αぐらい)+学生,5号車は教員だけのバスでした。
私は3号車だったのですが,いつもランチを一緒に食べる先生達5人(+その家族)と一緒でとても心強かったです(K先生,V先生も)。
今回政府からは1部屋4人で宿泊する費用の補助が出ていたらしいのですが
私が相部屋になる場合は学校の年長者の先生方と一緒になるということだったので,
わがままと思いつつも一人部屋にしていただきました。
ところが,それに伴う追加料金を学校が負担してくれることになりました。
でも…
実験に使う道具や薬品を購入するお金がない,JICAで買ってくれ
と散々理科の先生方から言われてきたので,
「なぜそんな話になったの!? そのお金で実験器具買って」
と思ったものの,
配属先の申し出に感謝していることを伝えながらこの事実(気持ち)を伝えるだけの語彙力がなく,結局ご厚意に甘えることにしました。
さらに,旅行がスタートしたらバスが一緒の仲良しの先生方から
「ランチとディナーはNakoはフリーよ!」
と言われました!(朝食は事前支払い済み)
なぜ!?
素直にありがとう,と言える性格なら良かったのですが,
なんだか自分だけ特別扱いされることに嬉しいような寂しいよな気持ちになってしまいました。
旅行中も,
バスが故障した時,ランチの時,雨が降ってきたとき,
他も何かと
「Nakoは先に行きなさい,Nakoから…」
と,
私→学生→先生方(同じバスの)の優先順位で,
仲良くなったと思っていた先生方から特別扱いを受け,
寂しい…と思うわがままな自分がいました。
カンボジアと日本の違い
さて,カンボジアの修学旅行と日本の修学旅行の違いについて,簡単に整理したいと思います。
とはいっても,日本では私は高校の教員,カンボジアでは高校を卒業した学生の通う学校の教員なので全然状況も違うのですが…
❶ 家族同伴!乳幼児どころか,配偶者,小・中・高校(?)ぐらいの子どもも同伴😆
❷ 道路沿いのお店に止まって買い出し😆
(大きなクーラーボックスを先生が持参してた)
❸ バスの中では学生も教師も通路で踊る,通路を幼児が動き回る😅
(ドライバーと助手席以外,シートベルトの意識無し。)
🎤ちなみに「カラオケ」はお店(お金を支払う)で歌う場合を
指すので,バスの中で歌うことはカラオケとは言わないらしい
❹ SAに駐車しても出発時間が分からない😅
何分後に出るの?と聞いても誰も知らない…
適切な?タイミングでドライバーがクラクションを鳴らす📣🎤
❺ Beerが昼間から登場する(学生も教員も)😆😅
日本では夕食後も勤務(見回りとか)になっているので,基本お酒はNG
❻ どんどん予定が変わる(大枠や,案内人がいる場所はほぼ時程通り)
でも,詳細は直前に音声連絡。
一人部屋にしていただいたので,情報の把握が難しく,
毎回「こういうこと?」と他の先生に文字で確認し直した。
❼ バスごとに動きが異なる😆
大枠は同じだけど,バスに同乗している先生に采配があり,他のバスの人達とあまり接点がなかった😅
❼ 最終日に学校に戻る際(みんなのBeerの飲酒量が多すぎて)30分に一度バスが停車😨
カンボジアの人は,「トイレ」以外でもトイレできる!
だから,どこでも止まる!
行きたくなったら先生やドライバーに声をかける。
普段の授業の時も自由にトイレに行くので,我慢する習慣がない…
「なぜさっき停車した時行かなかったー!!」
と思っていたのは多分私だけ…
学校に到着した時,
「あの時の校長との面談(約束?)は何だったのか!
いや,これはカンボジア人のための旅行で私はおまけだ…」
とモヤモヤしました😓
❽ 振替休日がない
学生たちは,翌朝6:30から奉仕活動,授業スタート。
私も7時スタートの授業に出席(見学)しましたが,理科の授業終了後帰宅してしまいました。カンボジア人のエネルギーにはいつも驚かされます…。
尊敬です。
行程
カンボジアでは日本の昭和の歌謡曲が人気です。
酔い易いのでバスの中でいつも寝ていた私に
「Nako先生用の子守歌だよ~」
と起こしてくれました(笑)
由紀さおりさんの「夜明けのスキャット」
続けてクメール語verなので,よろしければご覧ください。
色々ありましたが,
外国人の私を同行させてくれて旅行中ずっと気を使ってくれていた
同じバスの先生方に感謝,感謝,感謝です。
អរគុណច្រើន”オークンチュラウン”(ありがとうございました)
ជម្រាបលា“チョムリアップリーア”(申し上げる+さようなら=さようなら(目上の人にも○))
ជួបគ្នាពេលក្រោយ”チョップクニーア ペイルクラオイ”(会う+お互い+後で=また会いましょう)
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