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AIとのキャッチボールで思わぬ副次的効果を発見

最近、お客様への提案企画作成において、AIを活用したブレーンストーミングを頻繁に行っています。今回は、このAI活用の過程で感じた、思いがけない効果についてお話したいと思います。

AIブレーンストーミングを成功させるためには、プロンプト(指示文)が非常に重要です。企画の背景、目的、ターゲット、ゴールなど、できる限り詳細な情報をプロンプトに入力する必要があります。良い答えを導き出すために、あらゆる情報を盛り込むことが大切です。

さらに、答えの方向性を絞るために、「例えば〇〇のような企画です」というように、具体的な例をいくつか示すのも有効です。

プロンプトを作成し始めた当初は具体的なアイデアが浮かんでいませんでした。しかし、要件を書き進めていく中で、次々と新しいアイデアが思いつくようになったのです。

実は、以前にも同様の経験がありました。とある企画系のセミナーで、ワークショップの一環として課題に対する企画立案を行った際、文章で提示された課題に対して、普段では考えつかないようなアイデアが次々と生まれたのです。その時、不思議と普段では考えないようなアイデアがどんどんと生まれてきたのです。その時の感覚、後々になり「何だったのだろう」とじつは、ずっと思っていました。

これまで、企画を考える際には、要件を詳細に文章化するということはほとんどありませんでした。とにかく早く企画を考えたいという思いから、アイデア創出だけに集中していたと思います。

しかし、AIとのブレーンストーミングを通して、要件を詳しく文章化することで、発想力が活性化されることを実感しました。頭の中が整理され、より良い企画が生まれやすい状態になったと感じています。

今後は、何かを考えるときには、たとえ遠回りになっても、とにかく要件を詳しく文章化し、目に見えるようにしていきたいと思います。要件を整理する過程が良いのか、目に見える状態になった状態が良いのかは、まだ明確ではありませんが、確実に頭が活性化し、発想のスイッチが入ることは間違いないと思います。

この感覚をより再現性高く活用できるよう、今後も試行錯誤を続けていきたいと思います。


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