ミラーボールみたい。(エッセイ)

なんてことのない話。
何気なく、ふっと思った話。

私が部屋着にしている服の一つに、スパンコールを使って文字を縫い付けてある服がある。朝は寒くて長袖でも、昼間が温かいときに着る七分丈の服だ。

そんな服についているスパンコールは、今のように太陽が真夏よりも低くなってきて太陽の明るさが部屋にダイレクトに当たるようになってくる今の時期にだけ、太陽に反射したスパンコールが、まるで昔に流行ったディスコの照明だったミラーボールの様に光輝くのだ。

眩しいとまではいかないけれど、キラキラ輝くスパンコール。
何だか家にいながらも、キラキラしてるなーと、少し恥ずかしさを感じてしまう私。キラキラ、キラキラ。もしかしたら、私の顔にも反射して、私の顔もキラキラしていたかもしれない。

そんな、なんてことない、何気ない瞬間だけれど、何だか良いな。と思う私。

キラキラ反射する服。
キラキラ輝く太陽の光。

木があれば木漏れ日が。

太陽の光で、温かい日。

キラキラ輝く、私の服。


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