見出し画像

やり場のない気持ちはどうしよう(エッセイ)

気もちといっても、気持ちの種類は、今回は「怒り」。
わたしは怒りやすい性格かもしれないと思う。嫌で嫌で嫌になるが、上手くいく付き合い方を知りたいし、勉強したい。

最近話題になっていることは数あれど、今回は「処理水」のこと。そのことで、中国の一部の人達がしていることだ。
また直近のニュースでは中国国内でも諫める投稿があるらしいが、この行動は、日本人として何だが悲しく、とても腹立たしく思うことだった。
私はなるべくそのニュースを見ないように遠ざけていたが、テレビをつければその話題を目にする。その話題を見るために、怒りが湧いてくる。この繰り返しは正直嫌だった。
そして、何より嫌だったのは、その怒りの矛先がどこにも行けない事。怒りや悲しみ、悔しさがずっと宙に浮いたまま、宙ぶらりんのまま。私はあと、今回みたいな思いを何回するのだろう。数えきれない位、経験していくのだろうか…。
それを上手くやり過ごせる様になってくるまでに、私は後どれくらいかかるのだろう。もしかしたら、ずっとこのままなのかもしれない。

やり場のない気持ちを何処かに捨てるゴミ箱があって、そこにスッと心から気持ちを取り出し、そのゴミ箱に捨てる。そうすれと、今まで感じていた負の感情そのものがなくなる。消えてしまう。
そんなゴミ箱があればいいのに…、と、今ふと思った。
けれど、そんなゴミ箱はないので、やっぱり自分で、自分の落とし所を見つけていくしかないのだ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?