防具と、して貰っていたこと。(エッセイ)
こちらのnoteは、始めたばかりの頃に書いたnoteを添削して、また書きあげたものになります。
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本当に題名の通りなのだが、私は中学生の時にソフトボール部に所属していた。
ポジションはキャッチャー。
キャッチャーは私自身、野球アニメで好きだったキャラクターが守っていたポジションでもあり、憧れのポジションでもあり、キャッチャーをする事になった時は、とても嬉しかったのを覚えている。
けれど、想像以上に大変なポジションで、今思えば、私には向いてなかったかもな〜と思うほど…。
そんな、キャッチャーというポジションは、打つ方に変わると自分が打席に入る1人ないし、2人ぐらい前から防具を脱いで打つ準備をする。
ツーアウトの時は、足に防具を着けたまま打席を待つのだが、先頭打者の時だったり、まだノーアウト、ワンナウトで打席がまわってきた時は、さっき書いた様に、防具を全部外して打席に入る。
その後、スリーアウトになり、また守備につく事になると、1度はずした防具をまた着けるのだが、ほとんどのキャッチャーをしている子には、同級生、あるいは下級生が、防具を着けるお手伝いをしてくれている様に思う。
私も例外ではなく、防具を着けるのを手伝って貰っていた。
けれど、防具を着けるお手伝いをして貰っている時、私は1人で申し訳なさを感じていた。
けれど、誰一人として、面倒くさそうにしながら着けてくれる子はいなかった。
むしろ、率先してお手伝いをしてくれたのだ。
本当に感謝感謝で、その当時も『ありがとう』と毎回思って、言ってきたけれど今改めて、有り難さを感じている。
そんな私自身の経験もあるせいか、私は高校野球でも、この場面を見るのが好きだったりする。
防具を着ける手伝いをしてくれる選手の子達は本当に早く手伝いに来てくれる。
もはや手伝ってくれる子は防具を着ける手伝いは、自分の使命だと思っているんじゃないかと感じる程。
そして、そんな姿を見ると『は〜尊い!!』と思うのだが、それは私自身が同じ経験をしてるせいなのかもしれない。
今、このnoteを書きながら、添削しながら、改めて思い出した何気ないあの頃の思い出に戻り、浸っている。
なんとも言えない、
不思議で…
懐かしく…
でも少し寂しいような…
温かいような…。
そんな、私の学生時代の経験と思い出。
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