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本屋好き。


本は、紙媒体で購入、読むことが好きです。
しかも文庫サイズ。
持たない暮らしという考えでいくならば、図書館で借りる、もしくは電子書籍というのが望ましいですが、ここは譲れないのです。

カバンに一冊忍ばせた、現実から切り離してくれるお守り。


ただ、メンタルが安定していないとき、活字が読めず頭に入らなくなります。
まず、本を手に取らなくなります。新しく手に入れようともしなくなります。
自分の場合、2ヶ月本屋を訪れなかったら、かなりの落ちようです。
本屋を訪れる間隔、読むスピードが何となく精神状態のバロメーターになっています。
いまは回復期。

本屋に行きたくなり、本は買いますが、順調に読み進めるだけの元気はない。


文房具も好きなので、文房具も充実した形の本屋さんは大好物です。
初めて有隣堂に行った際、衝撃でした。
知人に頼まれて本屋に行かなければならず、近くにあったのが偶然、有隣堂だったのです。
時間の制約がなければ、ずっといたかもしれません。
その後、いくつか回りましたが店舗によって品揃え方針が異なるのは面白いですね。
京都旅行で偶然入った大垣書店でも同じような感覚になり、寺も神社もある上に好みの本屋まである京都に住めたら幸せだなと本気で思いました。

ただ、そういう書店は専門書が少ないです。
仕事の学びも必要なので、参考文献を探しに行ったりもします。
けれど、自分の感覚では本屋は温泉より上位の癒し場所なので、気がつくと目的を忘れて推理小説やら雑貨類やらを手に嬉々としてレジに並んでいるのです。仕事関係の本はもっぱらネット頼みです。


先日、思い立って芥川龍之介の『地獄変』を購入しました。
小説は読みますが現代ばかりでしたし、古くても戦後まで遡るかどうか。
いわゆる文豪といわれる方々、歴史に名を刻む名作はほぼ読んでいないため、初めてに近い試みです。

あとは、有栖川有栖のシリーズもの。
島田荘司の『占星術殺人事件』。

他も合わせて今回5冊、やや時間が取れないのと活字が頭に入らない現象の名残があるため、いつ読めるでしょうか。

いわゆる積読が進んでしまいました。
読まないと本屋に行かないため、あまり積読にならないタイプだったのですが、先行分が4冊くらいあるため、10冊程度に増えました。おまけに、仕事関係も5冊積まれているのです。
本日追加で5冊注文したため、こちらも溜まります。
あるものを読んでから買えれば良いですが、内容は違えど連動する分野なので一緒に読み進めるのがベターなものたち。
久しぶりにきちんと学び直そうという機会なので、趣味の方はおあずけです。



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