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#70 大企業の無駄

大企業に長年所属していると、コスト意識が狂うことがある

例えば、会社のWEBサイトを外部の制作会社にお願いする時、

サイトの文言を少し修正したり、画像を変えるだけで何十万と支払っていることがないか

自社で内製化すれば5分で済む作業を、わざわざ外部の業者に発注して何十万も払うような事が普通に行われているのだ

現場の社員からすると、以前からお願いしている業者だからとか、別の方法だと余計なコストがかかるなどという声が聞こえるが、
経営者からすると明らかな無駄
いち早くメスを入れないといずれ経営が立ちいかなくなる由々しき問題だ。

ただ、その事実に気が付いたとしてもサラリーマン経営者だとなかなか思い切った決断は難しいのかもしれない。
そういう所に付け込んで過大な請求を行うWEB制作会社はぼったくりに近い

なんの実行を伴わないコンサルティング会社も同じだろう。

莫大な費用を払って資料を作成して終わり、というコンサルティング会社も世の中には多い。
無駄な提案書に何億円も支払うのもサラリーマン経営者の気が知れない。
そもそも、コンサルティング会社に頼っている時点でだめなのだ。

一方で、こういう考え方もできる。

大企業にとって無駄なお金を制作会社やコンサルティング会社に払う事で、その会社の社員の給料が払われ、社員は家族を養うことができ経済が回る。

そう考えると無駄も必ずしも悪とは言えない。無駄な事を出来るのが大企業の特権ともいえる

本日もお付き合いいただきありがとうございました。

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