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倉俣史朗のデザイン-記憶のなかの小宇宙展@世田谷美術館

アート素人の感想です。 少しでも展覧会の雰囲気が伝われば嬉しいです。
気楽にどうぞ。


基本情報

展覧会:倉俣史朗のデザイン-記憶のなかの小宇宙

展覧会ポスターのバラの椅子(ミス・ブランチ)に一目惚れし、訪問。
倉俣氏については日曜美術館で取り上げられていたので、予習を兼ねて視聴。
番組を観るまでは、倉俣氏のことは存じ上げませんでした(スミマセン…)。

この椅子を観たい!!

会場:世田谷美術館

公式サイトはこちらから。
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/
砧公園内に位置します。
最寄りの用賀駅から、歩きだと20分くらい。
ちょっとしたお散歩コースになっているので、天候と時間が許すなら歩くと楽しいです。もちろん、駅からバスも出てます(真夏に歩いて激しく後悔した経験あり)。

タヌキが道案内
今年の大河の主役の一首

会期:2023/11/18(土)~2024/1/28(日)

詳細は公式サイトをご覧ください。
23年12月に訪問しました。

観覧料:一般1,200円

ぐるっとパス活用で200円引きでした。
他にも各種割引があるようなので、詳細は公式サイトをご確認ください。

見所・感想

倉俣氏デザインの家具

全く詳しくないのですが、倉俣デザインの家具を直に鑑賞できるのは、貴重な機会のようです。展示エリア入ってすぐの所は、写真撮影OKでした。4種類展示されていたので、その一部を紹介します。

カラフルでかわいい
『ハウ・ハイ・ザ・ムーン』

インテリアの妄想

一般人が簡単に手に入れられる品々ではなさそうですが、妄想するのはタダなので。
「これ、あの部屋に置きたい」とか、「こういう雰囲気のお部屋に合いそう」など、想像するのが楽しかったです。
もし、何でも欲しいものあげますよ、と言われたら、私は『オバQ』ランプを所望します。

3脚の『ミス・ブランチ』

バラの椅子『ミス・ブランチ』は3脚展示されていました。すべて製造年が異なっています。あやふやな記憶ですが、1988年、90年代、2010年代製造だったかと。
バラの配置やバラの色など、ちょっとした違いがあり、印象もやや異なりました。最も新しいものはバラの色が深く、後の2脚はちょっと朱色がかった赤でした(照明の影響でそう見えただけだったらすみません…)。
実物を観るまでバラの印象が強かったのですが、脚の色と素材も、本体のアクリルと絶妙な組み合わせだと思いました。

日曜美術館では、ミス・ブランチのバラを巡るエピソードが紹介されていました。番組を観ていなかったら、「かわいらしい椅子だなぁ。」の感想で終わってたと思うので、運良く予習できて良かったです。
実物を見て、かわいいと思ったと同時に、少し怖さも感じました。バラがアクリル樹脂に閉じ込められているので、永遠を連想させるからかも知れません。
なお、直近のオークション落札価格も番組でさらっと紹介されてましたが、高額すぎて二度見しました。

まとめ

ポスターで一目惚れし、本物を観て「推し」になりました。今後ミス・ブランチを鑑賞できる機会があれば、経済的に可能な範囲で追っかけると思います。
会期終了が近いですが、お近くにお住まいの方はぜひご覧になってください!!

また「推し」に会いたい…

ここまでお読みくださりありがとうございました。


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