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二か国留学について‐フィリピンとカナダを経験して‐

ここ10年くらいで流行ってきた2か国留学。
実際に経験してみてどうだったか、備忘録的に書いてみる。

そもそも2か国留学というのは初めにフィリピン等でベースになるような英語力をつけてから欧米のネイティブ圏に渡航する留学スタイルのこと。経験してみて、日本人向きの理にかなったやり方だと思った。

同じアジア圏の人の英語は聞き取りやすいので、フィリピンでたくさん話して、まずは英語を使う事の抵抗感を減らせると良い。日本の個別指導塾みたいな感じで、小さいブースでマンツーマンのレッスンが受けられる。

フィリピン人講師は教え方が上手い。彼らも英語を外国語として習得しているので、教え方がロジカル。ネイティブであれば言語を指導できる訳ではないという視点は大事。

カナダでは最大20人くらいの教室で他の生徒と授業を受ける。アジア圏のみならず、中南米など日本ではなかなか出会えない国籍の生徒もたくさんいる。ベストシーズンの夏は生徒が多くなるので閑散期を狙った。生徒3人だけで1か月過ごした時があって、先生にたくさん質問できたのは収穫。マンツーマンと違って常にフォローしてくれる訳ではないので、けっこう本人の努力次第。

生活スタイルは、フィリピンは学校併設の寮に住むのに対して、カナダはホームステイかシェアハウスから通学する。なので家探し、通学、自炊など勉強以外に取られる時間は多い。その分、放課後や休日の行動範囲は広がるので学校以外にコミュニティを広げる事もできる。

フィリピンは3ヵ月くらいの短期留学で来る人が多いけど、カナダはワーホリなど1年くらいの計画で来る人が多い。中にはそこから大学進学や永住を目指す人もいる。

ざっとまとめるとこんな感じです。それではこれから、一つ一つを掘り下げて書いていこうと思います。

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