見出し画像

不動産投資の「イールドギャップ」とは?

駆け出しFPの清水です!
不動産投資について勉強をしていると「イールドギャップ」という言葉を目にするかと思いますが、聞き慣れないですよね?
今回は「イールドギャップ」についてわかりやすく紹介いたします。

そもそも「イールドギャップ」とは何?

イールドギャップとは
「イールド(Yield)=利回り」の「ギャップ(gap)=差、ズレ」
といった意味になります。
投資全体における投資利回りと長期金利の差の事を指し、投資判断をするうえでの基準 の1つとなるため、投資用不動産を選ぶときにも参考にされます。

イールドギャップの図解


「イールドギャップ」から読み取れることとは?

イールドギャップを知ることで、不動産投資時の収益性を見ることができます。たとえば、利回りが低い物件でもローン金利が低ければ、収益性の高い物件となる可能性があります。逆に、利回りが高い物件でもローン金利が高ければ、収益性が低い物件となります。
イールドギャップは不動産を選ぶ判断の基準にすぎませんが、他の基準と合わせて、その物件に投資するかどうかを決める必要があります。そのため、利回りだけで不動産投資の物件を決めてしまうと、想定する利益が出ずに不動産投資が失敗してしまうことがあるため注意しましょう。

イールドギャップが高い場合と低い場合では、不動産投資に次のような影響を与えます。

◆イールドギャップが高い
実質利回りと借入金の金利との差が大きいことを意味します。
収益性が高い場合や、金利が低い場合などには、入ってくるお金が多く、出ていくお金が少ないため、手元に残るお金が多くなります。

◆イールドギャップが低い
実質利回りと借入金の金利の差が小さいことを意味します。
収益性が低い場合や、金利が高い場合などには、入ってくるお金が少なく、出ていくお金が多いため、手元に残るお金が少なくなります。

まとめ
不動産投資において「イールドギャップ」は収益性を判断するための1つの指標となります。あくまでも指標の1つとなるため、その他の予測できるリスクを合わせて不動産のプロに相談をしつつ購入する必要があります。
弊社では不動産投資など、資産形成についての相談窓口を設けております。わかりやすくご説明させていただきますので、ご相談がございましたらお気軽にご連絡くださいませ。

お問い合わせはこちらからどうぞ!

CFPコンサルティング
清水

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?