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WORDが重いときにやるべきこと 3選
Wordが重くなると、作業効率が低下し、ストレスを感じることもあります。この記事では、Wordが重い場合に役立ついくつかの対処法を紹介します。これらの方法を試してみて、Wordのパフォーマンスを向上させましょう。
まず、その前に、WORDが重いのではなくWindowsがそもそも重いことがあります。WORDの原因を探るよりも前にOSに悪因がないか先に確認してみましょう。
No.3 キャッシュと一時ファイルの削除
キャッシュや一時ファイルは、Wordがドキュメントを編集する際に一時的に生成されるファイルです。これらのファイルは、Wordが作業を高速化するために使用しますが、一定量を超えるとWordの動作に影響を及ぼす可能性があります。
特に大きなドキュメントを扱っていたり、多数のドキュメントを開いている場合、または長時間Wordを稼働させている場合、キャッシュや一時ファイルが多く生成されます。これらのファイルが多いと、Wordはこれらの情報を管理するために追加のリソースを必要とし、結果として動作が遅くなる可能性があります。
以下に、キャッシュと一時ファイルの削除方法を説明します:
一時ファイルの削除: Wordの一時ファイルは通常、Windowsの一時フォルダに保存されます。一時フォルダは、Windowsのエクスプローラから以下のパスでアクセスできます: C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Local\Temp このフォルダ内のファイルは全て安全に削除できます。ただし、一部のファイルは現在使用中である可能性があり、削除できない場合があります。
Officeのキャッシュの削除: Officeには専用のキャッシュフォルダがあります。このフォルダは通常、以下のパスにあります: C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Local\Microsoft\Office フォルダ内にある '16.0' または '15.0' などのフォルダは、Wordのバージョンによりますが、それぞれのフォルダ内に 'OfficeFileCache' というファイルがあります。このファイルを削除することで、Officeのキャッシュを削除できます。
これらの手順を定期的に行うことで、Wordのパフォーマンスを向上させることができます。ただし、これらの操作を行う前に、重要なデータが失われないようにドキュメントのバックアップを取っておくことをお勧めします。
No.2 プログラムの更新
意外にも、WORDの場合、このプログラム更新が効果的であることが分かっています。
プログラムの更新は以下の理由でパフォーマンス向上につながります。
バグ修正: 更新プログラムには、以前のバージョンのソフトウェアで発見されたバグやエラーの修正が含まれることが多いです。これらのバグやエラーがパフォーマンスに影響を与えている場合、更新によりそれらが解消され、パフォーマンスが改善します。
最適化: ソフトウェアの新しいバージョンには、一般的なパフォーマンス改善やリソース利用の最適化が含まれることがあります。これにより、ソフトウェアはよりスムーズに、または高速に動作するようになることがあります。
新機能: また、新しいバージョンには新機能が追加されることもあります。これらの新機能は、ユーザーがタスクをより効率的に達成するのを助け、結果的にパフォーマンスを向上させる可能性があります。
インストール直後にソフトウェアが重い理由:
プログラムを新たにインストールした直後にパフォーマンスが落ちる理由はいくつかあります。
初期設定とインデクシング: 新しいソフトウェアは、初めて実行されるときに追加のプロセスを実行することがあります。これには、初期設定、ファイルのインデクシング、ユーザー設定のカスタマイズなどが含まれる場合があります。これらのプロセスは一時的にパフォーマンスを低下させる可能性があります。
互換性の問題: 新しいソフトウェアは、ハードウェアや他のソフトウェアとの互換性の問題を引き起こすことがあります。これは、ソフトウェアが最適に動作しない原因となる可能性があります。
リソースの競合: 新しくインストールしたソフトウェアが、既存のプログラムと同じシステムリソースを使用しようとすると、リソースの競合が発生することがあります。これにより、パフォーマンスが一時的に低下することがあります。
No.1 重いアドインを無効化 or 削除
アドインがMicrosoft Wordのパフォーマンスに影響を及ぼすことがあります。特に多数のアドインがインストールされている場合や、特定のアドインが重い場合には、これがWordの動作を遅くすることがあります。アドインが問題の原因であるかどうかを確認し、問題を解決するための具体的な手順を以下に示します。
アドインの無効化: Wordでアドインを一時的に無効にして、パフォーマンスが改善するかどうかを確認します。これにより、アドインがパフォーマンスの問題の原因であるかどうかを特定することができます。
Wordの「ファイル」メニューに移動し、「オプション」を選択します。その後、「アドイン」タブに移動し、右下の「管理」メニューで「COMアドイン」を選択し、「設定」をクリックします。それぞれのアドインのチェックを外し、「OK」をクリックしてすべてのアドインを無効にします。
アドインの個別テスト: すべてのアドインを無効にした後、それぞれのアドインを一つずつ有効にし、Wordのパフォーマンスを観察します。これにより、問題を引き起こしている具体的なアドインを特定することができます。
問題のアドインの削除: 問題を引き起こすアドインを特定したら、それを完全に削除します。アドインタブの「管理」メニューで「COMアドイン」を再度選択し、「設定」をクリックします。問題のアドインのチェックを外し、「OK」をクリックします。これで問題のアドインが削除されます。
これらの手順により、Wordのパフォーマンス問題の原因となるアドインを特定し、問題を解決することができます。ただし、重要なアドインが問題の原因であった場合、アドインの製作者に連絡して問題を報告するか、代替のソリューションを探すことをお勧めします。
WORDが重いとき、この3つの手順で大抵はクリアされます。
普段の業務改善にお役立てください。
最終手段 Wordの設定をリセットする
設定ファイルが壊れている場合も、Wordが重くなることがあります。Wordの設定をリセットすることで、問題が解消されることがあります。
手順:
キーボードの[Win] + [R] キーを押して、[ファイル名を指定して実行] ダイアログボックスを開きます。
[winword /safe] と入力して、[OK] をクリックします。これでWordがセーフモードで起動します。
セーフモードで問題が解決する場合は、設定ファイルをリセットするために、次のコマンドを実行します: [regedit] を開き、以下のキーを削除します:
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\Word
最後にWordを再起動します。
EXCELも重い
WORDに加えてEXCELも重いことがあります。
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