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宇宙人の革細工 「5」👽️

小さい頃から説明書を読むのが苦手。
プラモデルも説明書のページを飛ばしながら、
何となく、
「こうなんだろう」と思って作ってしまう。

あれから数十年の時が経ちましたが、
一向に性格は変わりません……💦
何とか最後まで読もうと努力しますが、
数ページで挫折してしまいます。

レコードを買う時、
「ジャケ買いをする」
なんてのもありました。
どんなバンドか知らないけれども、
ジャケットの雰囲気が気に入ったので
買ってみる。
自分もたまにやっていました。

本を買う時も何となく表紙で選ぶ、
なんて買い方もしたり……。
本屋をぶらぶらするのも凄く楽しかったです。

そんなこんなで知らず知らずに、
感覚という物を養ってきたのでしょう。
その感覚という物を信じるか信じないか。
私は信じてきました。

でもその感覚の力は不思議と、
ズルい事に使えないみたいです。
先手を打ち人を貶める、という行為。
それが出来ません。
というか、出来ないで良かったと思います。

革細工。
作りたい作品を考える時。
頭の中に設計図を立体で思い浮かべます。
頭の中でこねくりまわして、
ある程度仕上がってから、
実際に革を切り出して作り始めます。
これ、もしかしたら非効率かもしれませんが。
でも人には向き不向きがあると思います。
私は長年こんな感じで作って来ました。
そんな作業が楽しくて仕方ないのです。

そういえばアメリカを走る時にも、
ある程度地図を見ながら、
感覚で走っていたのを思い出します……。

感覚って未知で無限。
この領域は非常に面白いです。
これからも、
この領域を使い軽量で頑強、
そして使い易い革細工を
沢山作って行きたいと思います。

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