今年得た、1番の知見

2023年が終わろうとしている。

きっとあっという間に終わるんだろうな、と思っていたらほんとに一瞬だった。今回は、今年得た中で一番しっくりきた知見について話そうかと思う。

早速だが結論。それは
同じ速度感で成長できない人とは結局分かり合えない
ということ。

そして、この結論に至るきっかけとなった友人と出来事について3つほど挙げようと思う。

1.建築ボーイA

今年入ってすぐの頃。
かねてより学校で一緒に行動していた友達に対して、なんか違うなと感じたことがきっかけだった。

僕は建築学科に在籍しており、中でも彼は意匠（＝建物のデザイン）について力を入れて頑張っていたのだが、彼の意匠への興味や情熱のスピード感についていくだけのモチベーションがなかった。
結局彼とはその後の春休みに速度感の違いが原因で一発大喧嘩して、いったん距離を置いたのち、今はお互いのやりたいことを尊重してやっている。僕が別にやりたいことがあるのに理解を示してくれたので、結局丸く収まっている。いまではとても信頼を置く数少ない一人だ。

ちなみに喧嘩していた時は、成長したい友人はついていけない僕に対してもどかしさや苛立ちを募らせていたし、ついていけない僕は友人に対して一種の押し付けのように感じていた。速度感の足並みが揃わないときの難しさを感じた大きな出来事だった。

2.兼ねてよりの友人B

大学3年生になってすぐの頃、
春休みの一人旅を通してやりたいことが明確になった僕は、1年の頃から仲良くしててよく遊んでいた友達がいたのだが、その子と遊ぶのがちょっとめんどくさくなってきた。
というのも、遊ぶとなっても毎回飲みに行くかドライブに行くかの二択で、何にも代わり映えがしないうえに、そこで繰り広げられるのは、いつもと同じ話ばかり。ということで何も残らない。
さらに、3年になって就活がちらついて来ることもあり、徐々に将来を考えだす人が増える中、その子は何にも考えていないし、活動しているわけでもない。ただ、どーにかなるでしょとずっと言っているだけで、、、。

そんなこんなで、自分と彼がそれぞれ掲げるビジョンやその解像度にも差が出てきてて、これから付き合っていく中で彼から得られるものがあるのだろうか、、と思って彼との付き合いややフェードアウト気味になっている。

3.パワフルガールC

むしろ逆に自分にとって刺激になる人と出会う場面もあった。

今年仲良くなった友人なのだが、自分のなりたい女性像を強く持っていて、その理想に近づくべく、超有名ファッション誌のインターンを続けていたり、ミスコンに出たり。びっくりするほどパワフルで活動的だ。

きっと彼女の周りには彼女と同じないしそれ以上のスピード感をもって成長している人がいるんだろうということが容易に想像できるし、そういう環境に自ら飛び込んでいく度胸もすごいなとマジで尊敬している。

そして、僕自身と全く異なるジャンルにおいても、圧倒的に努力している人を見ると自分も頑張らねばと強烈な刺激を受けるし、今後こういう友人こそ大切にしていきたいと強く感じるきっかけになった。

以上、これらの3人が僕に新しい知見をもたらした。人の成長速度はそれぞれ違う。またジャンルによって成長速度が異なることもあるし、個人差によるものが大きい。

しかしまあ人生は一度きりなのでできるだけ最速で成長したいものである。早いものはさらに早いものを追い、遅いものは置いていかれる。まるで社会そのものみたいだ。

だからこそ成長の速度感というのは人付き合いにおいて大切な部分だと感じた1年だった。

最後に

来年は今年以上の速度をもって成長していきたいと思っている。
ひょっとしたら、今まで付き合いがあった人達とズレが生まれることもあるかもしれない。中には逆に、僕の成長速度が遅いと感じる人もいるだろう。しかし、その分新しい仲間との出会いもあると信じて頑張ることにした。

かかってこい、2024！！！！！