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昨日もキャンプ場で過ごした話し。

 夕刻を過ぎ僕は、予め用意していた焚き火台に火を点けた。辺りは暗くなりはじめ焚き火の明かりだけが僕を照らした。僕は、薪を上手に調整しながら火を安定させ続けた。時に鳥の鳴き声が聞こえる。風はない。煙が上空に上がっていく。
 長持ちする広葉樹の薪を一本一本くべながら、僕は焚き火を楽しんでいる。炎の癒やし効果というのか次第に癒やされて行く自分を感じながら、僕は薄曇りの夜空を時折眺めていた。
 夕飯は前もってガスコンロで作っておいたカレーライスを焚き火の合間に食べた。味は大成功でとても旨かった。腹を満たされた僕は、再び焚き火を続けた。用意した薪の半分くらいくべその薪が燃え尽きたとき焚き火を終えた。
 僕は寝床に入り携帯でテレビを暫く観た。眠りについたのは11時くらいだったろうか。静まり返ったキャンプ場で僕はラジオをイヤフォンで聴いたまま寝たのだった。

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