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スマホ時代の紙の新聞価値②

〜制約という価値〜

 インターネットは無限の情報をアップ出来ることが一つの価値であると思う。動画でも何でも、時間、場所を問わず玉石混合の情報を得ることが可能である。

 一方の新聞は、一日一回、しかも場所も選ぶし、時間も決まっているし、情報量も決まっている。制約のメディアと言うことが出来るだろう。

 私は制約による価値があると考えている。

 新聞は時間・情報量の制約の中で、新聞記者、編集記者など様々な人が関わって紙面作りを行なっている。

 インターネット記事で多い誤植も新聞だと少ないし、インターネットで溢れている真偽不明の情報も新聞ではほとんど無い。しかも、その日に見るべき情報の重要性の度合いが、見出しのサイズや記事のサイズ、場所などによって分別されている。

 制約があるからこそ、研ぎ澄まされるものがあるし、

 制約があるからこそ、生み出される価値があると考える。

 スポーツもルールがあるからこそ、生み出される価値とドラマに感動すると思う。少々論理は飛躍したが・・・。人は制約によって成長する生き物である。

 情報も制約の中から、鋭いインサイトが生まれると思う。

 制約の中のアナログメディアの新聞は、制約があるからこその価値があると考える。

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