大塩 謙
新聞販売店に関連する記事をまとめています。
先日の衆議院選挙では、与野党を問わず「最低賃金1500円」を目指すことが公約になっていた。 中小企業にとっては厳しい状況である。 厳しいポイントは2つある。 1つ目は、様々な働く上での壁(学生なら103万円)があることにより、労働時間がさらに減る可能性。つまりは更に労務難に拍車がかかる可能性。 2つ目は、経営に対して人件費が占める割合が上昇するという問題である。 私自身も今の会社の状況であるならば厳しい。 しかし、変化はチャンスである。 この局面をいかにプラスとしていくか
難しいこと、嫌なこと、気が乗らないこと に遭遇した時に思考停止がやってくる。 もちろん、思考停止の反応自体は、自己を守るための正常な反応であり、それをうまく使いこなすことは重要だと思う。 しかし、仕事に現場において思考停止は危険である。 思考停止とは、これ以上考えるのをやめるという選択肢である。 それ以上、仕事が進まないということでもある。 思考停止のキーワード さて、思考停止が発動する時のキーワードとして挙げられるのが、 「難しい」 「特殊」 「どうせ」 「普通は」 「
10月、11月と2ヶ月連続で高知県に行った。 高知と言えば、坂本龍馬や岩崎弥太郎などの偉人を多く輩出している。 また、同世代のスーパースター広末涼子を産んだ県でもある。 さて、そんな有名人をたくさん輩出している高知県であるが、やなせたかしさんは別格であろう。 子供なら誰でも大好きアンパンマンの作者である。 やなせたかしさんが、アンパンマンを雑誌に掲載したのは50代。 テレビアニメが放映されたのは60代後半。 実は遅咲きのスーパースターなのである。 さて、今回の高知で桂浜
今回は、PLC(プロダクトライフサイクル)の視点から見た、新聞販売店ビジネスについて書きたい。 PLC(プロダクトライフサイクル)とは、マーケティング分野で良く使われる理論である。 商品を市場に投入してから、徐々に売れ始めて売り上げのピークとなり、その後徐々に売れなくなって撤退するまでのプロセスを示す。 図で表すと下図のようになる。 それぞれのプロセスは大きく分けて導入期、成長期、成熟期、衰退期の4つに分かれており、各プロセスの特徴は下記の通りとなる。 導入期: 市場
会議資料の電子化は時代の流れだ。 もちろん、私自身も電子化が反対というわけでは無い。 電子化の方が良いし、私自身はDropboxに放り込んで、後で検索もしやすいのでむしろ電子化は大歓迎。 しかしだ。 それは時と場合による。 参加者が電子機器を使い慣れていないと、操作に気を取られてしまい肝心の中身が伝わらないこともある。 コスト削減を目的とした電子化は要注意 電子化する目的は何だろうか? 目的が、単にコスト削減だけであればちょっと待ってほしい。 そもそも会議に付随する資料
AI時代における「頭の良さ」とは何なのだろうか? 今までは知識の質や量、情報からの分析力などが頭の良さの重要構成要素であったと思う。 しかし、chatGPTに代表される生成AIが普通の世の中では、それらは重要な構成要素では無くなると思われる。 恐らく、新しい要素が加わってくるだろう。 いや、それらは一周回って、普遍的な、しかし近代は軽視されてきた要素が見直されてくるのでは無いかと考えている。 時代は必ず繰り返す。 具体的には、次のようなスキルや特性が「頭の良さ」の定義に含ま
最近、何かとバタバタしていると言い訳を言いながら、更新をサボっていたが久々に開いてみると、いつの間にか10000ビューを超えていた。 一つの通過点ではあるが、10000回も見られたというのは、非常に有難いことである。 1年間で10000ビューは目標ではあったが、2023年12月の末に始めてから9ヶ月で達成できたのは純粋に嬉しい。 当初は自分のいる業界や関わっている業界について記載をしていこう、と考えて始めたnoteであるが、ビューが伸びるポイントは意外な記事であることも多
「人時生産性」とは、従業員1人あたりが1時間でどれだけの成果を生み出したかを示す指標である。 人時生産性 = 成果(売上高や生産量) ÷ 労働時間(従業員数 × 労働時間) セブンイレブン新入社員のOJTの際に、元マクドナルド出身の上司からうるさく指導された。 労働生産性を上げるためには、どれだけ効率的な業務割り当てをするか、どれだけマネージメントするか、どれだけ業務フローを見直すかが求められた。 この指標自体は当時は疑問にも思わなかったし、現在でも一つの指標として成り立
今日は書かずにはいられなかった衝撃ニュース。 全く学びは無い内容である。 資さんうどんが、すかいらーくグループに買収されたというニュースだ。 丸亀製麺は好きだ。 しかし、資さんうどんはもっと好きだ。 (食べたことのない人は騙されたと思って行って欲しい!) それは九州出身ということもあるかもしれない。 少しやわらかいうどんとダシの絡みが最高だ。 連れて行った家族もすぐにファンになる味。 関西に住んでいる今では、家の近くに1店舗欲しい。 それがもしかしたら実現するかもし
先日、武雄市図書館(今回で5回目)に行ってきた。 日曜日ということもあって、図書館のかなり大きい駐車場も満車。 図書館内は家族連れやカップルなど大勢の人たちで賑わっていた。 今回は初めて自分の家族も連れて行ったのだが、「こんな図書館が近くにあったら良いね」という意見で我が家は一致していた。 武雄市図書館は佐賀県武雄市にあり、新たに開通した西九州新幹線の起点駅となる武雄温泉駅の近くにある。 TSUTAYAのカルチュアコンビニエンスクラブが、指定管理として運営する佐賀市立の公立
最近、「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」という本が話題のようである。 残念ながら、私自身は、本を読めている方だと思う。そのために買う機会がないので本の内容はわからない。 ここでは、私なりの社会人でも本を読む方法を紹介したい。 本が読めない人の前提条件 前提条件として、本を読めない人について分類をしてみたい。 そもそも、本を読むのが苦手なのか、好きなのかという軸。 そもそも、本を読みたいのか、そうでは無いのかという軸。 この2軸を考慮して、黄色のマスの部分。 つまり
仕事がはかどらない時はカフェに行くに限る。 Wi-Fi環境も含めてスタバが一番良いような気がするが、雑音が多いコメダ珈琲も好きである。 カフェで仕事がはかどる理由 なぜカフェで仕事がはかどるのでだろう? それは、環境雑音効果という研究で理由が示されている。 それによると、約70デシベルという程度なレベルでの雑音は、人間の創造的思考力や問題解決力を高める効果があるとのことである。 つまり、カフェの適度な雑音が、仕事のパフォーマンス向上に非常に有益であるということである。
現状が不満だ。 現状が上手くいかない。 現状から抜け出したい。 人間が生きていれば、現状に対する様々な負の要素を感じることがあるだろう。 私もそういう現状を変えたいと思う1人である。 現状を変えたい、と思う時に発生しがちなのが、他責の念である。 時代、地域、人、お金・・・。 他責を考えればキリがない。 私も他責を考えないことはない。 変化できるのは自分だけ しかし、「変えられる、変化できる」のは自分だけであるというのも事実である。 どんなに頑張っても他を変えることは
新卒で社会に出て20年。それなりにビジネス現場で、もがいてきた身として得た事実。 それは、結局、すぐやることが最強のスキルであるという事実である。 孫子の兵法で有名な、「故に兵は拙速を聞く、未だ功の久しきをみざるなり」でも明らかな通りである。戦場という生死が交錯する場面であっても、作戦を練ることに時間を作るよりも、未完成の作戦でも素早く行動することが重要であると言われている。 満点は必要ではない ビジネス現場で結果を出す人は、スピードが速い。 ちなみに、私は腰が重い方
プリンターと言えばEPSON派である。 大学生の頃からずっとEPSONである。 EPSONはセイコーエプソン株式会社の製品であり、時計で有名なセイコーグループ株式会社の兄弟会社である。 クォーツ時計を開発したセイコーが、東京五輪の公式時計を作成したところから一気に実用性が高まった。その後、セイコーが特許公開したところから、時計といえばクォーツ時計となり一気に普及した。(一方で機械式時計は苦境に陥った) そんなクォーツ時計の技術を使ったピエゾ素子というものが、EPSONのインク
「詩」と「絵画」。 全く興味がなく無縁だった私が、「詩」と「絵画」の両方に触れるようになったのは自分の人生の中で必要になったからだ。 学生時代は詩はテスト勉強の対象。 絵画(美術)に至っては特に必要ない教科扱いであった。 それが仕事を進める中で、どちらも非常に重要な要素となってきたのだった。 詩は言葉によって様々な表現を試みるもの。 それは、言葉を使って読み手の心のキャンバスに景色を浮かび上がらせ、感情を揺り動かすものである。 言葉の限界に挑んでいるとも言えるかもしれな