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新聞販売店の究極の目的とは

新聞販売店は岐路に立っています。
新聞購読者の減少、折込広告の減少によって今までのビジネスモデルが破綻してきているのです。


企業の目的とは

ピーター・F・ドラッカーによると、
企業の目的は究極的にはただ一つであるという。
それは「顧客の創造」です。

では、創造するためには何をすれば良いのか?
ドラッカーの答えは、
「マーケティング」「イノベーション」です。
では、マーケティングとイノベーションとは何であろうか?


マーケティングとは、


マーケティングは、製品やサービスを顧客に販売するための活動や戦略のことであり、具体的には、商品やサービスの開発、価格設定、販売促進、広告、流通、顧客サービスを指します。
マーケティングの目的は、顧客のニーズや要望を理解し、それに基づいて商品やサービスを提供し、最終的に売上を増やすことです。


イノベーションとは、


イノベーションは、新しいアイデアや概念、製品、サービス、プロセス、組織などの創造的な導入のことを指します。これは既存の方法や状態に対する変化や改善を意味し、新しい価値を生み出すプロセスのことです。
製品・プロセス・ビジネスモデル・技術・社会などの様々な切り口での新しい価値を生み出す行為だと言えます。


新聞販売店の究極の目的とは


では、新聞販売店の究極の目的とは何か?
それは、ドラッカーの言うとおり顧客を創造することであると考えています。顧客を増やすのではなくて、「創造」することである点がポイントだと思います。

新しい顧客を作るためには、マーケティングとイノベーションが必要です。



では、新聞販売店のマーケティングとイノベーションとは何か?


商品の開発は、新聞社の仕事かもしれません。
新聞販売店としてできるのは、
①新聞のニーズや価値を突き詰めて、それを様々な手段でプロモーションすること。(新聞のニーズや価値の創造)
②顧客接点を最大化し、顧客接点を活かした価値やサービスを提供すること。(顧客接点価値の創造)
③新聞販売以外の、地域の顧客ニーズや課題を突き詰めて、顧客サービスとして新たに提供すること。(地域や顧客のニーズや課題の解決手段の創造)

だと思います。

この3つをいかに実行できるのか?
①は新聞販売を諦めないのであれば踏み込むしかない。
②③は他の業種に共通かもしれません。
今こそ新聞販売店それぞれの個店の力が問われているように思います。

次回以降、この3つを具体的に考えてみたいと思います。



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