問題の解像度を上げる
現状のビジネスが上手くいかない。
ビジネスにおいて様々な問題にぶつかる。
そんな経験は、ビジネスに関われば誰しもあるだろう。
その際に、問題の解決策として、人に聞くことは一つの解決策ではある。
しかし、質問の仕方は適切な回答を得るためには重要である。
問題を聞かれる側として、質問によって回答が変わることがあるということを考えたことはあるだろうか?
もう少し丁寧に言えば、質問の解像度によって、回答の解像度も左右される。だから、問題に対する解像度を上げる必要があるのである。
解像度のすれ違い
質問者が持つ問題の解像度が低いと、回答者は回答の解像度に悩む。
自分の解像度で回答したとしても、受け手の持つ解像度が違いすぎると、受け手は回答を適切なアンサーとして捉えられないのだ。
例えば、車が動かないという事案があったとしよう。
質問者が、「車が動かなくて困っている。どうしたら良いか?」という解像度の低い質問をしてきても、具体的に答えることが出来ない。
バッテリーの問題か、ガソリンの問題か・・・など判断するためには、どういう状況で動かなくなってしまったのか、を教えてくれないと適切な回答は出来ない。
しかし、ビジネスの現場では、この程度の解像度さえ低いままの質問の場合が多いのである。
経営が上手くいっていないのだけど・・・という質問に関しては、そもそも何が問題なのかが明確でない場合が多い。
今まで上手くいっていたのに、悪くなりました・・・という質問には答えにくい。そもそも、今までの経営が問題であったが、たまたま顕在化しなかった可能性もある。
経営が上手くいかなくなった理由が、売上の問題か、原価率の問題か、販管費の問題か・・・販管費の中の何が問題か・・・などの問題に対する自分なりの解像度を上げる必要がある。
解像度の上げ方
解像度を上げるためには知識が必要である。
そのために基本を抑えることである。
身も蓋もない話ではあるが、解像度は知識と経験によって変化するので、解像度を上げようと思ったら知識を上げて、場数を踏むしかない。
しかし、実はもっと簡単な方法がある。
それは、「Googleで検索する」、「チャットGPT に聞く」などである。
特にチャットGPTは知識の量を代替してくれるので、適切に使用すれば解像度を上げる補助ツールとして最適である。
これは数年前には叶わなかったことである。
せっかくあるテクノロジー。
使う側に回れば、自分の解像度スキルを一気に高められる。
まずは自分で問題に回答してみる
問題の解像度を上げるために大切なのは、まずは自分自身で問題に対して回答してみるという心がけである。
問題を自分で解こうとせずに、すぐに回答を求めようとする癖は変えた方が良い。
自分なりの問題の答えを用意すべきである。
そうすれば、より問題の解像度を高められるし、質問した場合の答えも解像度の高いものとなる。
繰り返しになるが、今は便利な時代である。
自分なりの問題を便利なツール(ネット検索やチャットGPT)にぶつければ、それなりの回答が返ってきて、解像度を高められる。
ちなみにチャットGPTに「質問の解像度の高め方は?」と質問して見たところ、回答は以下である。
是非とも自分なりに解像度を高めてみて欲しい。
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