見出し画像

人見知り克服にオススメな方法

もともとは誰にでも抱っこしてもらうくらい人懐っこい幼児だった私。しかしある時期を境に人見知りになってしまい、悩まされること約8年。こんなに人見知りコミュ障ではヤバいと思いつつ治らずで困っていました。

しかしながら、気がつけば直っていました。

振り返れば、克服するのに1番有効なのは接客業でした。接客業のバイトをいくつか経験したことで知らない人と話すことに徐々に慣れていった気がします。






①お客との会話を強制される

接客業はその名の通り「接客」をしなければならないため、お客さんという名の赤の他人と会話することを避けられません。

レジでも大抵店ごとに決まっている会話マニュアル的なものがあり、それの通りにお客さんに確認をとったり、必要事項を伝えたりする必要があるからです。
(ex:「ポイントカードはお持ちでしょうか?」
   「紙袋にお入れ致しましょうか?」等)

または、通りすがりにお客さんに呼び止められて何かを尋ねられたりもします。初めはカチカチになってキョドってコミュ障が発動しますが、そのうち慣れますよ。人間ってすごいですよね。



②職場内での会話を強制される

強制される会話はお客との会話のみならず、職場内での同僚や先輩との会話も含まれます。
(これは接客業に限りませんが)

仕事で大事な「報・連・相」
報告、連絡、相談。
つまりコミュニケーションですね。
これを強制されます。
というか、せざるを得なくなります。

〇お客さんに何か聞かれたけど自分には分からない!→先輩or上司に聞かざるを得ない
〇仕事を教えてもらいながら分からない部分があれば先輩or上司に尋ねる
〇商品が売れてなくなった
 →補充の仕方を教えてもらわねばならない
〇仕事で分からないことがある
 →質問して教えてもらわねばならない
などなど、絶対に職場内でのコミュニケーションは避けられません。

そして、避けられないから仕方なくやってるうちに慣れますよ。人間ってすごいですよね。(2回目)


③人見知りが接客バイトに挑戦するときのコツ

客はジャガイモです。

「お客の顔をジャガイモだと思えばいい」
と、私はある人に言われました。ジャガイモとは思えませんでしたが、若干気持ちが楽になったのは本当です。

真面目な話をすると、客はただの客です。
今来てすぐ帰る客との一時的なコミュニケーションに過ぎません。
接客業ということは店があるということですから、店としては今後お客さんにリピーターになってほしいので厳密には「一時的」ではありませんが、とりあえず一時的だと思っていいと思います。

それから何より慣れです。これに尽きます。
結局は何事も慣れないと上手くできるようにならないのですよね。

忙しい人気店で働けば一日にこなせる接客数が増えるのでその分早く慣れます。暇だとお客が少ないので慣れるのに時間がかかります。それから人によって慣れる速度が違うのでそこは個人差ありですね。

私は初めての接客業はかなり緊張してカチコチでしたが、2つ目の接客業では忙しくてレジばかりやらされていたので早く慣れた気がします。お客に「〇〇どこにありますか?」とか「〇〇はいつ出ますか?」など声をかけられることも多かったというのもありますね。

なので初接客バイトは暇な店を避けると人見知り克服に効くと思います。忙しすぎるとしんどいので下見してみると なお良しですね。


④たくさん話すこと

お客や職場の人とたくさん話すことが、接客バイトでの人見知り克服には大事です。たくさん話すうちに人と話すことはの苦手意識や恐怖が薄れていきますよ。

「無視されたらどうしよう」
「緊張して上手く話せない……」
など不安は尽きませんが、上手く話せなくてもいいので知らない人(初対面の人、親しくない人などなど)と話す経験を積み重ねることで徐々に恐怖心や不安が緩和されていき、怖がらずに話せるようになりますよ。


でも根っこは直らないよ

私にとって【人見知りの克服】とは、《自分の中に“人見知りの自分”が常に存在しつつも、それに支配されることなく人と話せるようになる》ことであり、《人見知りの自分が消え去ること》ではありません。

人見知りだという人はみんな人見知りを【克服】するだけで、いわば【完治】するわけではないのですね。

私はそもそも人と話すのがそんなに好きじゃありません。あまり自分のことを人に話したくないし、知られたくないです^^; 人と話せば1人で黙って考え事をするより全然楽しいけれど、どうしても疲れてしまいます。

でも今は接客業で慣れたおかげか、未だに人と話すと疲れるものの、以前の人見知りが酷かった頃とは違って知らない人に話しかける時の異常なまでの恐怖心はなくなりました。

多分人見知りが酷かった中高時代とは違って、専門学生になってからは接客業に挑戦したり、遠く離れた他県へ1人で行ってそこで2週間「研修終わるまで行ったっきり」状態になったり、色々と人とコミュニケーションをとらざるを得ない状況だったからでしょうね。

駅の中で迷子になったり電車が分からず困ったときは緊張しても駅員さんに聞かないと目的地に遅刻してしまいますし、緊張しますが宿泊先でチェックインしないと泊まれないので、いい修行になりましたね。

そう考えると、自力で行くのが難しそうな遠方へ1人で行ってみるのもいいかもしれませんね。駅員さんや近くの人に尋ねたり、宿泊先でチェックインしたりするのは、地味にいい練習になります。


うまくできなくてもいいしキョドってもいいので少しずつ一歩ずつ努力していけばいつか慣れますので、人見知りを克服したい人は焦らずにいきましょう。イージー、イージー。

この記事が少しでも参考になりましたら、スキしてくれると嬉しいです:)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?