『彼女が遺したミステリ』

物語の始まりは、婚約者さんの死後です。
抜け殻のようになってしまったパートナーのために、死ぬ間際まで、謎解きを残した彼女さん。

回想シーンを交えながら、物語は進んでいきます。
思い出を辿りながら、
少しずつ生気を取り戻していく彼氏さん。
謎解きに参加する人々の多さが
彼女さんの人徳を表しています。

物語に、不満はありません。
帯よ、何故“号泣”と書くのか。
そこまでは泣きません。
ウルッとはしたけど。
感動しそうなのは、
タイトルやあらすじから
分かることなのに、帯でもう一押しされると、半減する気がしちゃいます…。

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