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クリエイティブなゼネラリスト?

 AIが社会にどんどん浸透していくようになってくると、よく言われるのが、「人間がやって来た様々な仕事がAIに取って代わられる。そんな時代はスペシャリティを持った人が生き残り、そうでない人は淘汰される」とよく言われます。 

 そんな中、いつも聴いている澤円さんのVoicyの放送の中で、そういった考え方とは違うコメントがありました。

 澤さんがアメリカ オースチンで開催されたSXSW(サウスバイサウスウエスト)というイベントで聴講したセッションで、次のような話があったそうです。

 「これからのAI社会で求められるのは、クリエイティブなゼネラリスト」、「AIが自動化しやすいのはスペシャリストがやっていること」
 色々なことが幅広くできる人、興味範囲を広く持つことができる人がAIに仕事を奪われないということだそうです。

 ゼネラリスト的な仕事を長く続けてきた自分自身にとって、スペシャリストだけが生き残ると言われ続けると、はっきり言って凹んでしまいます。
 そう感じる一方、専門分野だってすべてが生き残るわけではないのではと思っていました。

 そういう中で、こう言った話があると、少し心が落ち着くというか、ゼネラリストがいらなくなるわけではないことに少し心が落ち着くという感じです。

 ただ、クリエイティブであることが必要なので(自分自身に問いかけるとドキッとしますが)、興味・関心を広く持って、俯瞰的にモノを見ることを心がけなければと改めて感じました。

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