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#番外編2 小学校受験を振り返って_夫視点

日々のことの記録が先行して、振り返りが遅くなりました。
11月5日の時と状況が変わってきたところもあるので、その気持ちの変化も含めて振り返りをしてもらおうと思います。

夫の受験における役割は勉強を見ることではなく、
1.幼稚園の送り迎え
2.お教室への送り(迎えはFBがあるので私)
3.事務手続き
そして学校探し・見学は分担をして進める、という外の守りを固める活動をしてもらっていました。

その中で受験をどのように感じていたのかを、フェーズを分けながら聞いてみたいと思います。

QAダイジェスト

【合格発表後のきもち】
Q1:小学校受験を終えて今の気持ちは?
シンプルにうれしい

Q2:11月5日の合格発表(第二志望校合格、第一志望校補欠)の気持ちは?
シンプルにうれしい

Q3:補欠合格が繰り上がった時の気持ちは?
信じられなかった

【受験勉強期間】

Q4:小学校受験をするといわれたときにどう思った?
いいね!

Q5:受験の7か月の間で 息子氏を見ていてしんどかったことは?
泣きながら勉強しているのを見るのがつらかった。

Q6:受験をやめようと何度も提案していましたが、やめたほうがよかった?
やめなくてよかったけれども、その時は本当にやめてほしかった

【受験校決定】
Q7:受験したい学校を選ぶことに関して、今振り返って思うことは?
情報量の足りなさを感じ、決めることが難しかった。

Q8:第一志望校、第二志望校は息子氏が決めた中、あと東京で受ける1校を決めた決め手は?
中学校受験をするを軸に考えた中で、受かる確率が高い気がする&自分が通った高校に似ていたから。

【受験日】
Q9:面接対策はどんな風に取り組んだ?
校長先生がお話しされている動画を何度も見返すこと
夫婦でQAを繰り返し、その問答集を通勤中に見返すこと

Q10:11月1日~5日の間をどう振り返る?
模試や神奈川の入試を経験することで息子氏のメンタルが強くなった。尊敬

QA詳細

Q1:小学校受験を終えて今の気持ちは?

→シンプルにうれしい
つらい受験勉強から、家族が解放されてうれしいそうです。
勉強の当事者の息子+私はつらいというよりは、とにかく頑張る、そして息子に至っては楽しい思いがあった中、つらく感じていたようです。

追加Q:「つらい」というのはどういう気持ち?
「落ちたらどうしよう」というプレッシャー、「うまくいかなかったらどうしよう
」というような心配をしてつらくなったようです。

Q2:11月5日の合格発表(第二志望校合格、第一志望校補欠)の気持ちは?

→シンプルにうれしい
第二志望校のことが好きだったことが前提にあり、まず、行きたい学校の1つに受かったことがうれしかった。そして、補欠合格については、信じられなさすぎる(補欠に届くことは絶対にないと思っていたので)ので何度も見直し、補欠に慣れたことがうれしかったようです。

Q3:補欠合格が繰り上がった時の気持ちは?

→信じられなかった
お受験ブログをこっそり見ていて、上位校の合格発表が2週間前に合ってその時に補欠が回ってこなかった時点でもうだめだ、、、と完全にあきらめていたようです。その気持ちもあり、息子氏に「(補欠校だと引っ越しがあるので)引っ越しがなくなってよかったね」といったところ、息子氏に「まだそれは決まっていないよ」と言われたのが、補欠合格がまわってくる前日だったので、非常に心が痛い思いをしたと話していました。

Q4:小学校受験をするといわれたときにどう思った?

→いいね!
公立小学校に入れたくないなあという思いもあり、いいね、と思ったそう。
じゃあ、父からの提案として「小学校受験しよう」と言わなかったのか?
あんまりよくわかっていなかったこともあった&近所に倍率が1倍台の私立が数校あったので年長から勉強をはじめればよいか・・・と思っていたようでそのタイミングで息子氏が「受験をしたい!」と言ってきたので「いいね!」となったようです。

Q5:受験の7か月の間で 息子氏を見ていてしんどかったことは?


→泣きながら勉強しているのを見るのがつらかった
普通の5歳、6歳がやる以上のことを、ものすごく短期間でやれるようにならないといけない。そのために厳しいトレーニングを受けているのを見るのがつらかったそう。夫は昔 小学校入学前から小学校低学年の教材を作っていたので 各学年でどんなことができるかを知っていたので、短期間で身に着ける大変さを私以上に理解していた分、しんどかったようです。
ちなみに息子氏が泣いていたのは悲しくてではなく、悔しくて泣いていたのでした。ものすごく負けん気が強い&プライドがあるので。

Q6:受験をやめようと何度も提案していましたが、やめたほうがよかった?


→やめなくてよかったけれども、その時は本当にやめてほしかった
やめてもいいのではないか?と思ったのは
まず第一に厳しい勉強を続けなくていいのではないか、と思ったこと。
加えて、少し個性的な息子氏が公立でやっていけるか心配をしていたけれども、お教室の中でいろいろな特性の子たちとうまくやっていっているのを見たときに私立にこだわらなくてもいいんじゃないか、というように思ったよう。
その一方で公立小学校における「浮きこぼれ(吹きこぼれという方もいますね)」の話を聞くようにもなり、気持ちとしてはしんどいけれども 頑張るのを見守るしかない、と気持ちが変わっていったようです。

Q7:受験したい学校を選ぶことに関して、今振り返って思うことは?


→情報量の足りなさを感じ、決めることが難しかった。
自分が経験した高校受験、大学受験と比較するとそれぞれの小学校の特性(どんな家庭が選ぶのかを含めて)をきちんと把握すること、受験できる学校が非常に少ないので選ぶことが難しかった。キラキラの人気校はわかりやすい一方で、いい学校だけれども特別人気がある学校には入りきれない学校について情報の取り方が難しかった。お教室の先生以上に家庭のことにもっと踏み込んできてくれる、コンサルみたいな人が欲しかった。

一方で超人気校についても、素敵なポイントはたくさんある中、本当にどこに自分の子どもがあっているのか、判断するのが難しかった。。。我が家は最終的には息子氏が学校見学に行かせていただく中で「ここに行きたい!」と譲らなかった学校を志望することになりました。親の迷いとは全く別のところで決まった志望校です。

Q8:第一志望校、第二志望校は息子氏が決めた中、あと東京で受ける1校を決めた決め手は?


→中学校受験をするを軸に考えた中で、受かる確率が高い気がする&自分が通った高校に似ていたから。
この受験校を決める中で夫らしさが強く出ていました。
息子を心配するあまりに、息子がしたい<受かりやすい(安心を確保したい)という発想になりがちです。そのため、11月1日の受験校は息子はあまり興味を示さなかったのですが、塾・幼稚園推薦で少し倍率の低い学校を、となりました。夫一人の意見で、というわけでは決してないのですが夫は
第一志望校には絶対届かない(失礼な話ですが)と思っていたようで、安全を何とか確保する道を考えに考えていたようです。

Q9:面接対策はどんな風に取り組んだ?


→校長先生がお話しされている動画を何度も見返すこと
→夫婦でQAを繰り返し、その問答集を通勤中に見返すこと
学校の校長先生がお話しされるビデオを10回以上見ることで、こういう人と話すのだな、と念頭に置きながらQAのイメージトレーニングをすることができたのが当日想定外の質問がきても対応ができた。何度も校長先生のお話をお聞きする中で学校が好きになったことも面接に向かう姿勢としてよかったのかも。
また、入試2か月前から過去の問答や願書をみながら夫婦でQAをし、入試の2週間前からは夜に1時間以上QA問答をお互いに面接官になりながら実施。その内容を文字起こしして、通勤中などにも何度も見ていたようです。

一番印象に残っている面接での質問は、第一志望校で1発目に夫にご質問いただいた「ご家族のご家庭での様子を教えてください」。本命校の1問目で相当に緊張していた上、どうこたえるのが正解かわからず、どぎまぎしたのが私にとっても印象的な質問です。

Q10:11月1日~5日の間をどう振り返る?


→模試や神奈川の入試を経験することで息子氏のメンタルが強くなった。尊敬。

その気持ちを感じた11月入試の様子が下記。
11月1日:受かる確率が高いと想定されていた学校(息子氏の志望度は低)
11月2日:受かる確率が一番低い学校(息子氏の第一志望校)
11月3日:中休み
11月4日:息子氏の第二志望校
という日程の中
11月2日の入試を終えて帰ってきたところで、1日の「不合格」を受領。
その結果を息子氏も受け止めての4日。
3日はストレスで体調も崩し、4日の朝も泣きまくっていた中、自分なりに気合を入れ、立て直し、ものすごい集中力で合格を持ってきたのは、模試や10月にうけた神奈川の入試で鍛えられたメンタルのおかげだな、と息子の成長を感じたようです。

入試の最中に結果を伝えないことのほうが多いようです。
教室の先生にも伝えちゃったの??と驚かれました。ただ、息子氏の特性上、本当のことを伝えてもらえないほうが親子関係が悪くなる(いつも自分を守るためにうそを言われるのではないか、と思う)ので伝えましたし、今、振り返っても我が家としてはこのやり方でよかったのではないかな、と思っています。息子氏も「4日は絶対受かりたいとエンジンがかかった」とのちに話していました。

ここまで振り返ってきて、受験の真っただ中ではお互いの気持ちや温度感が少しずれていたり、そこを話し切れていないところもありました。
だけれども息子氏のことを思って一生懸命過ごしたこの数か月は家族として1つ成長し、学びが多かったように思います。

お互いの性格についてはそんなに大きく(特に大人は)かわらないので
こうやって振り返っておくことがつぎの中学校入試へむかうときにも活きてくるだろうな、と。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
少しでも何かお役に立てること、共感いただけることがあれば幸いです。

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