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ミシンが届いた

ヤフーショッピングで注文していたミシンが届いた。
金曜日に注文したから5日待った。
2日後には届いたというレビューも多かったから、まだかまだかと首を長くして待っていた。

いろんなポイントなどのサービスがあり、18,000円のミシンが16,483円になった。
わたしにしては大金を投じたけれど、ミシン界では安物だ。
そのわりに、レビューは良いものが多い商品だった。

黒のボディ

ドレッサーを処分してミシン台を買おうかとまで思っていたけれど、新しいミシンはドレッサーの上にぴったりおさまった。
取り扱い説明書を読み込み、ボビンに糸を巻き、試し縫いの段階までたどりついた。
うん、まあまあなんじゃない?
ちょっとな、と思う部分も、きっとわたしの技術不足なのだろうと思う。
(ミシンど素人)
ペンケースを縫ってみたかった。
ファスナーつきのポーチを過去にB型事業所で作ったことがある。
(命がけで努力した結果なんとかできた)
ネットでできるだけ簡単なペンケースの縫い方を調べた。
そして試しに作ってみた。

布は去年5月キティちゃんの中古ミシンを買ったとき大量に買いだめていた。
ファスナーも、3つ110円のものを去年キャンドゥで買って結局使わずじまいだった。
なので、材料を新たにそろえる必要はなく、すぐにペンケース作成にとりかかることができた。

いきなりファスナーの縫いつけが難航した。
ファスナーをつける、という作業はものすごく難しい。
B型事業所でも苦戦した。
ファスナー押さえという便利グッズがあるらしいけれど、わたしはそれがどんなものなのかさえ知らないミシンど素人。
結局ガタガタのラインでファスナーをなんとか縫いつけた。
ペンケースのかたちを作っていくラインの縫いつけも、なかなかうまくいかなかった。
髪を振り乱し、目を血走らせながら、なんとかそれらしきものをひとつ仕上げた。

いちおうペンケース

うまくできたら誰かにプレゼントしたいな、なんてナメた考えで作り始めた自分を張り倒してやりたい。
ファスナーつきの小物、というのは、それはそれは難しい、ミシンど素人にとってはあまりにも高いハードルなのだ。

ファスナー押さえってやつを買ってみよう。
そしてグループホームの世話人さんに、ファスナー押さえの使い方を教わってみよう。
わからないことはなんでも周りに聞こう。
もしくは調べよう。

そして今、わたしは今日という1日に満足している。
なぜミシンを買ったか。
手芸が好きだから。
なぜ命がけでペンケースに挑んだか。
ハンドメイドが好きだから。
好きなことを思う存分やった今日という日はとても充実していた。
こんな幸せな日々を積み重ねていこう。
そう思う。


 

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