社会人生活@福島県相馬地方

最近「車で下道二時間の距離なら遠くはない(全然すぐに行ける)な」と錯覚しつつあります。

けどいざ一時間位走ってもまだもう一時間あるとわかると、その都度「まだ一時間あるのかよ!とお!」と当たり前の事実に気づかされる日々…笑

すっかり車社会に馴染んでいる今日この頃です。

以前福島県の中通りに住んでいた友人から聞いたのですが、車社会にあっては、平日の昼間に車にも乗らずに道端を出歩いている人を見かけると「平日昼間から車にも乗らずに外を出歩いている」というその事実をもって、「まともな人ではない」と判断されがちなのだそうです。

人がそこそこいて、車社会でないところでなら、そんなこともなかったな〜と東京周辺に長らく暮らしていた自分は実感として思います。きっとこうした車社会では、いわゆる「ひきこもり」などの人は、ますます人目を避けて外に出られなくなるのだろうな〜などと想像しました。

人って周囲の環境の影響を受けますよね。
人間は社会的動物とはよく言ったものだな〜と。

自分自身こっちに来てから、周囲の明かりや音がいままで暮らしてきた場所より相対的に少ないので、落ち着くな〜と感じている日々です。

行動障害の文脈で「構造化」の話や、かと言って「地域は構造化できないよね」みたいな話をよく見聞きしていた記憶があるのですが、別に「構造化」しなくても、恐らくいろんな刺激が相対的に少なくなりそうな田舎に暮らしてみるのも選択肢の1つになり得るんじゃね??とASD傾向があると自認している私は最近強く思いました。

福島に移住する前に人から、「ここら辺は遊ぶ場所がないけど大丈夫?」と心配されました。

「遊ぶ場所」の定義はわからないけど、近所の20時に閉まるスーパーに行くために、夜毎街灯の少ない道を20分間歩いて閉店間際のお店で半額惣菜や焼芋、肉野菜炒めに使えそうな材料を買い込むのが楽しい日々です。

街灯の少ない夜道は妙にわくわくします。

先日、朝早くに家を出たら家の目の前に置いてある自転車の車輪に蛙が寝ていました🐸
早朝だったからか蛙は寝てたのですが、こちらの気配に気づいて目を開けていました。思わずぼくも「あ〜起こしちゃったかな…?ごめんね。あの、全然危害を加える気とかもないし、そのまま寝ててくれていいよ?」とか声をかけたのですが、結局自転車をこちらが横切る頃には蛙はぴょんぴょんと逃げて行ってしまいました。

起こして悪かったな〜…。

そんなコミュニケーションが楽しい日々です。

今週は新しい職場での2週間目です。
1週目は緊張でガチガチで疲弊しました。。
変に気を回して周囲を観察して〜…みたいな。

なにせ週五フルタイムで長期間働いた経験がありません。見習い期間とは言え、相談支援員として働いたことほぼないし、「あなたに相談支援は向いてるのか??」と疑義を向けられたこと3回はあったので、そういう不安も大きいです。

けど、福岡でお世話になった方々には、「川田さんはフルタイムで働けるよ」と言ってもらったり、重度訪問介護の仕事以外ほぼまともに経験がないことを気にしていた自分に対して、「そりゃ、それ以外はやった経験がないから自信がないのは当然だよ〜」などと声をかけてもらったことを思い出す日々です。

今日も友人とメッセージをやり取りしていると、「慣れない環境、慣れない人間関係の中でドタバタドタバタしていて、落ち着かない日々を充実してると思えるかどうかなんじゃない?」と指摘してもらって、冷静にふりかえって、悪くないな〜。全然いいじゃんと改めて思えました。

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