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「コネ有り起業」と「コネ無し起業」 起業ネズミ講

1、起業とスコップ
金山で儲かるのは、金を掘る人ではなく、金を掘るスコップを売る人である。
起業で儲かるのは、起業する人ではなく、起業の道具を売る人である。
だから、道具を売って儲かる人は、「起業しろ」と誘惑する。

2、コネ
コネが有る起業は「コネ有り起業」。
コネの無い起業を「コネ無し起業」。
大企業や大資本から会社を作るように言われて起業する場合がある。
親族に金持ちが居て、説得して起業資金を貸してもらう場合もある。

3、倒産率
起業して10年で9割が倒産する。
生き残る1割は、何らかの資本のコネの会社である。
個人がコネ無し起業しても100%失敗する。
何が成功か失敗か判らないけど。
時々、コネ無し起業でも、数万社に一社が何となく生き残るけど、そういう人間だけが声を大きく自慢するから、生き残れると思い違いをする。
ただの撒き得で生かされているだけかもしれない。
自慢して言いふらすタイプだから、意図的に生かす。
実際は、コネ無し個人起業は、ほぼ倒産する。
苦しんでいても、失敗を認めない場合もあるから、判断は難しい。
起業を煽る人間は、幸せを保障していない所が重要である。
幸せに成れると言っても、幸せに成れなかった場合に、どうやって責任を取るつもりだろうか。知らん振りしてバックレるのが判り切っている。
金持ちになれば幸せに成れると、思い違いをしている人は騙せるだろう。

4、教員
なぜ、教員は、生徒に対して「起業するな」というのだろうか。
それを色々と考えていたから、今回の投稿になった。
あくまでも俺が思う解釈でしかない。

コネ有り起業の卒業生に「起業するな」と忠告する必要性はない。
コネ有り起業の卒業生に「起業するな」と忠告しても、どうせ起業して上手く行くから、何の問題もない。
しかし、コネ無し起業を考えている卒業生は、倒産するから、「起業するな」と忠告しないといけない。
だから、学校の教員とか、周りの人は、起業するな、と何度も忠告する。
卒業生でコネ無し起業で失敗した人が多すぎて、教員もコネ無し起業をしないように生徒へ忠告するようになった。

なぜ、教員は「コネ有り起業」について言わないのか。
それは、卒業生の中にも「コネ有り起業」に関わる人が存在するから、卒業生の悪口を言う訳にはいかないからだ。

5、成功体験
1960年代ぐらいで、個人のコネ無し起業は成功しなくなった。
しかし、未だにその時代で成功した人間が、成功体験を忘れられなくて、自慢するから、惑わされる人が続出する。
それが言い伝えみたいになって、未だに誤解が広がっている。
昔の1000万円は、今の何千万円の価値があるから、そんな金を持っている人が少なかったから、起業の競争相手が少なかったから、上手く行っただけの話である。
多分、親族に金持ちが存在したのだろう。
親族から1000万円(数千万円相当)を説得して用意できるのだから、相当に有能なのだろう。起業に成功しやすいのは当たり前だ。
要するに、大資本のコネが有ったから成功したのである。
今は一円起業も存在するから、競争相手が多すぎて失敗する。
要するに、今も昔も金持ちとのコネが有るか無いかで、企業が成功するか失敗するか決まる。これを資本主義という。
資本主義とは、資本が多いモノほど有利なシステムを指す。
資本主義とは、金持ちほど有利なシステムである。
たいていの社会人は、コネ有り起業と何らかの関わりがあるから、ここまでの事実は言えない。
社会人は、損する事は言わない。
社会人は、得しない事は言わない。
社会人は、得しない上に損をする事は言わない。
自主規制や忖度と呼ばれるものだ。

6、煽り役
今、起業を煽るのは、人々の財産を騙し取るためだ。
煽り役を、それなりに成功させて、人々を騙す。
起業用の道具を販売する立場の人間が、起業で成功した演技をして騙す。

7、後ろ盾
大資本の後ろ盾があるから、起業をしようという意識が湧くのだろう。
そういうのをコネという。
経営者同士のコネで起業のリスクが軽くなるからだ。
ある程度の失敗をしても、丸ごと買い取ってくれる経営者の知り合いが居たら、ホームレスになるリスクが低いから、軽い気持ちで起業できるのが、コネというモノだ。
経営者同士のリスク分散だけど、考えてみたら、今、思い付いたけど、何かネズミ講みたいだな。
起業ネズミ講。
道連れを増やすために、成功したと言い張って餌食を増やす。
資本主義そのものが巨大なネズミ講と言われているぐらいだから、起業ネズミ講もありえそうだ。

8、恵まれ
何らかの方法で起業のハードルとリスクが軽くなれば、起業するのが気楽になる。
何のコネもない人は、ハードルとリスクが高すぎて、起業したがらない。
それだけ競争相手が居なくなるから、コネ有り起業が有利になる。
コネ有り起業をする人は、自分が甘やかされている事実に気付かない。
恵まれている人間は、自分が恵まれている事実に気付かない。
今時、自分の腕前でやっていけるような起業はない。

9、発表
政府が倒産率を公表する理由は、優しさだろう。
これだけ倒産するから、絶対に起業は成功できないと知らせる。
妙な液体でも、厚生労働省の発表する文章を読めば、危険性が判るのも、知らせてくれたのだろう。
まあ、読解力の無い人に、判りにくい文章で匂わせても意味ないけど。

10、国家の捨て駒
イルミナティーが殺しに来ると脅威を煽っておきながら、「日本を守れ」という国家主義へ誘導して、国家の捨て駒に誘導して洗脳する人間だ。
左翼は左翼で、人権を強調しておきながら、移民で人々や社会を滅ぼそうとする。
起業を煽る人間も、似たようなモノ。他人を捨て駒や餌食としか思っていないから、起業を煽る。
二つ以上に分かれて争っているからと言って、どれかが正しいとは限らない。全てが闇の勢力の支配下で、グルで、人々をどこかの罠にハメ込むための罠である。
正しいのは、天の主だけだから、聖書を読んで、神を信じて、聖書を自分で解釈する事だけが、この状況から脱出する唯一の方法である。

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