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オルガンは悪魔崇拝の楽器か

1、風琴について
オルガンは悪魔崇拝の楽器だろうか。
聖書のダニエル書の新共同訳では、オルガンを風琴と書かれている。

伝令は力を込めて叫んだ。
「諸国、諸族、諸言語の人々よ、あなたたちに告げる。角笛、横笛、六絃琴、竪琴、十三絃琴、風琴などあらゆる楽器による音楽が聞こえたなら、ネブカドネツァル王の建てられた金の像の前にひれ伏して拝め。
ひれ伏して拝まない者は、直ちに燃え盛る炉に投げ込まれる。」
それで、角笛、横笛、六絃琴、竪琴、十三絃琴の音楽が聞こえてくると、諸国、諸族、諸言語の人々は皆ひれ伏し、ネブカドネツァル王の建てた金の像を拝んだ。
さてこのとき、何人かのカルデア人がユダヤ人を中傷しようと進み出て、 9ネブカドネツァル王にこう言った。
「王様がとこしえまでも生き永らえられますように。
御命令によりますと、角笛、横笛、六絃琴、竪琴、十三絃琴、風琴などあらゆる楽器の音楽が聞こえたなら、だれでも金の像にひれ伏して拝め、ということでした。
そうしなければ、燃え盛る炉に投げ込まれるはずです。
バビロン州には、その行政をお任せになっているユダヤ人シャドラク、メシャク、アベド・ネゴの三人がおりますが、この人々は御命令を無視して、王様の神に仕えず、お建てになった金の像を拝もうとしません。」
これを聞いたネブカドネツァル王は怒りに燃え、シャドラク、メシャク、アベド・ネゴを連れて来るよう命じ、この三人は王の前に引き出された。
王は彼らに言った。
「シャドラク、メシャク、アベド・ネゴ、お前たちがわたしの神に仕えず、わたしの建てた金の像を拝まないというのは本当か。
今、角笛、横笛、六絃琴、竪琴、十三絃琴、風琴などあらゆる楽器の音楽が聞こえると同時にひれ伏し、わたしの建てた金の像を拝むつもりでいるなら、それでよい。もしも拝まないなら、直ちに燃え盛る炉に投げ込ませる。お前たちをわたしの手から救い出す神があろうか。」

ダニエル書 3章4節から15節 新共同訳

この後、火に投げ込まれたけど、神が3人の義人を守ったから、焼けずに死ななかった。

実際の演奏では風琴は演奏されていない。
セリフ内の言葉では「風琴を演奏する」ように言われているけど、実際の演奏では風琴が演奏されていない。
悪魔崇拝者が勝手に風琴を演奏すると言っているだけだ。

新共同訳では風琴は演奏されていないけど、口語訳だと風笛は演奏されている。
風笛とはバグパイプの事。

旧約聖書:ダニエル書:3章:5節
角笛、横笛、琴、三角琴、立琴、風笛などの、もろもろの楽器の音を聞く時は、ひれ伏してネブカデネザル王の立てた金の像を拝まなければならない。
旧約聖書:ダニエル書:3章:7節
そこで民らはみな、角笛、横笛、琴、三角琴、立琴、風笛などの、もろもろの楽器の音を聞くや、諸民、諸族、諸国語の者たちはみな、ひれ伏して、ネブカデネザル王の立てた金の像を拝んだ。
旧約聖書:ダニエル書:3章:10節
王よ、あなたは命令を出して仰せられました。すべて、角笛、横笛、琴、三角琴、立琴、風笛などの、もろもろの楽器の音を聞く者は皆、ひれ伏して金の像を拝まなければならない。
旧約聖書:ダニエル書:3章:15節
あなたがたがもし、角笛、横笛、琴、三角琴、立琴、風笛などの、もろもろの楽器の音を聞くときにひれ伏して、わたしが立てた像を、ただちに拝むならば、それでよろしい。しかし、拝むことをしないならば、ただちに火の燃える炉の中に投げ込まれる。いったい、どの神が、わたしの手からあなたがたを救うことができようか」。

角笛は、動物の角をくり貫いて笛にした楽器。
横笛は、フルートみたいな楽器。
六絃琴は、和琴。
十三絃琴は、和琴。 十三絃琴 - 検索 (bing.com) 竜の象徴
竪琴・立琴は、ハープ。
三角琴は、バラライカ。
風琴は、オルガン。
風笛は、バグパイプ。 バグパイプ - 検索 (bing.com)

角笛は、天の主の前でも奏でるから使って良い。
「角笛」を探す - 聖書検索(口語訳) (kirisuto.info)

竪琴・立琴は、ダビデも奏でるから使って良い。
「立琴」を探す - 聖書検索(口語訳) (kirisuto.info)

和琴で、親指・人差し指・中指に爪を付けるのは、龍は三本指だからだ。
龍はサタンの象徴だから、三本指に爪を付ける楽器は全て悪魔崇拝なのだろう。

なぜ新共同訳は風琴で、口語訳は風笛と訳したのか判らない。
オルガンとバグパイプでは、全く違う楽器だと思うけど。
バグパイプも悪魔崇拝の楽器なのだろう。
口語訳は、時々、変な翻訳をする。
だけど、この場合は、バグパイプが悪魔崇拝の楽器だと知らせたいのかもしれない。

新共同訳で、どうして神が風琴を演奏できなくしたのか。
多分、神も風琴を使いたいから、悪魔崇拝の時に演奏できないようにしたのだろう。

2、制度
聖書には制度に従えと書いてある。

主のために、すべて人間の立てた制度に従いなさい。それが、統治者としての皇帝であろうと、

ペトロの手紙1 2章13節 新共同訳

制度に従う様に言ったのは、天の主が信者に暮らしていけるように配慮してくれた恩恵である。
制度とは、法律化されていて、責任の所在が明確で、損失が出たら賠償と回復をする事である。
誰も責任を取らないようなのは、制度とは言わない。
妙な液体の予防接種でも、色んな人間が発言した。
コメンテーターの発言は、責任を取らないから制度ではない。
政治家のお願いも、責任を取らないから制度ではない。
家族の言い分も、責任を取らないから制度ではない。
医者の発言も、責任を取らないから制度ではない。
これらの制度ではない無責任な発言には従ってはならない。従うと神が怒る。

制度に従うと言っても、限度というモノがある。
ダニエル書でも従わなかった。
3人の義人は、悪魔崇拝の制度には従わなかった。

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