見出し画像

自己信頼・他者信頼

WBCは侍ジャパンが優勝しましたね。
昨日の準決勝と言い今日の決勝と言い、漫画や映画でも描けないような劇的な試合展開で、何だか良いもの見せてもらえたなぁ…という感じです。

私は特にスポーツに造詣が深いわけでもなく、むしろ興味としてはあまりないのですが、WBCやサッカーのW杯といった国際試合はまさに「にわかファン」といった感じで応援しています。

一流の選手たちが集まって頂点を目指し、常に全力プレーを見せてくれるその姿には様々なことを感じるわけですけど、ここまでの侍ジャパンの試合を観ていて特に感じたのがこの「自己信頼・他者信頼」でした。

例えば村上選手。
昨年のシーズンでは大記録を打ち立てた選手でも、調子が悪い時ってあるモノで、今大会の中では本当に不調だったように見えました。

全くのド素人の私だからこそかも知れませんが、昨日の準決勝の村上選手の最終打席では「代打を出すべきじゃないか?」と思ってしまったんですが、栗山監督はそれをせず、最後まで彼を使い続けた結果が昨日の勝利にもつながったし、今日の決勝でも大事なところでホームランが出ました。

そこには「絶対にやってくれる」という絶対的な信頼がなければ出来なかっただろうと思いますし、その信頼に応えようと多大なプレッシャーに潰されず、自分が持つ力を自分が信じていたからこそのあの結末だったんじゃないかな、と思います。

また周りのチームメイトやコーチたちもお互いがお互いを認め、信じ合っていたことがあのチームの雰囲気を作り、それらが結集したことで結果的に「全勝」という形になったのではないかと思います。
その意味ではそこに「自己承認・他者承認」もあったんだろうと感じました

個の能力が高い者がただ集まっただけではそこには辿り着けなくて、チームの柱となる人がいてくれたり、雰囲気を作ってくれる人がいてくれたり、各々が各々のやるべきこと、その役割をしっかりと全力でやれば最良の結果が付いてくる。

そんなことを教わると同時に、お互いがお互いを信頼することの大切さ、自分は出来ると信じることの大切さを改めて教わった気がします。
言葉にしようとしても言葉に尽くせないのですが、侍ジャパンの皆さんからたくさんのモノを頂けた気分です。


頂いたサポートはカウンセリング普及活動などに使わせて頂きます