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ココロの病 どう向き合う?

カウンセリングを受けに来られるお客様の中には、うつ病などココロの病がなかなか良くならずもう10年近く通院を続けている方も少なくありません。
もうこうなると「病から回復」するのではなく「病とうまく付き合い」続ける、という感覚になっている方も多いんです。

先日来られたお客様も初めて「うつ病」と診断されたのは高校時代、そこから良くなったり悪くなったりを繰り返しながら30年以上を過ごされてきたそうです。
その都度、病院からお薬をもらって飲んでいたようですが、それ以外は特に何もして来なかったようです。

このお客様も話されていたのですが、日によって、天気によって、季節によってと様々な条件によってココロがひどく落ち込んだり、カラダも動かなくなったりと、そんな生活を何年も続けているって、とてもつらいことでしょう。
何故、そんなことになっているんでしょう?

それはうつ病の元にあるものと向き合っていない、病気の元が何なのかを知らないからなんですね。

うつ病や○○障がいといったココロの病の原因は、ココロの中にある「悩み」です。

これが例えば風邪だったら、病院で薬をもらって飲めばカラダの中にあるウィルスをクスリが退治してくれて回復します。

これがもしガンでも、がん細胞に侵された病巣を手術で取ったり、放射線を当てたり、最近では特効薬も出来ているようでこういったモノを利用することで回復出来るようになっています。

今やガンも不治の病ではなくなりました。
けど、うつ病などのココロの病はなかなか良くならない。

心療内科や精神科でもお薬は出ています。
けどこの薬は「悩み」に直接効果がある、悩みを無くしてくれる効果はありません。
不安になるココロを少し楽にしたり、少しでも眠れるように睡眠導入剤が処方されていたりと、いわゆる対症療法としての投薬です。

つまり風邪における風邪薬とか、ガンにおける特効薬のようにその病気の原因にアプローチしているのとは違います。
では悩みはどうすれば良いのか。

その悩みが生まれてくるあなたに「考え方」や「生き方」を見直す必要があります。
これは独りではなかなか難しいモノです。
何故なら、これには客観的な目で見てくれる人が必要だからです。

それが家族でも、友人でも構いません。
ですが大抵、その悩みの元にはこの「家族」とか「友人」とかという人が関わっていて、なかなかそれも出来ない。

なので私たち「心理カウンセラー」や「セラピスト」という人たちが居るんですね。

こうしてあなたがココロの病から回復出来る方法は、あるんです。
もうあなたは「ココロの病で悩む必要はない」ということです。

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