見出し画像

哲学〜アラン〜言い訳しない

今日のお気に入りの一言です。

自分以外に言い訳を探すような人が幸せだったためしはない。一方、自分の失敗をすぐに認めて「なんてばかだったんだ」と言える人は、その経験を自分のものにすることで、たくましく、幸せになれる。

【アランの幸福論 アラン著 齋藤慎子訳 より】

 人間関係のトラブルの多くは貰い事故のような100%相手に問題があるというようなことはないでしょう。それでもトラブルが起こるとまず相手の悪い点を見つけ出すことで頭がいっぱいになってしまう傾向が強いような気がしますが、そうではなく「自分の悪かった点は何か」を考え、それを認めることで同じミスをなくすことができ、幸せに生きていくことにつながるというようなことを言っているのでしょう。
 この考えができず、「あいつの性格が悪いからだ」、「あいつの頭が悪いからだ」などと自分のことを棚上げしてトラブルの原因を相手方に見出し続けるという現実逃避をし続ければ、そのトラブルの一因でもある自分の悪さが治ることはないため、永遠に同じ過ちを繰り返し続けることになるというのは必然の帰結でしょう。
 
 この言葉に出会う前から私も日々この考え方を大切に過ごしていたので、その要旨を端的にまとめ上げたこの言葉に感銘を受け掲載してみました^ ^

 最後まで読んでいただきありがとうございました^ ^


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?