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哲学〜ゲーテ〜異質なものを呑み込む〜

今日のお気に入りの言葉です^ ^

国語の力とは、異質の要素を拒否することではなく、これを併呑することにある。自国語よりも微妙なニュアンスをもつ、含蓄のある言葉が外国語にあっても、これを使ってはならぬというような、すべての否定的国語浄化論をわたしは排する。

【座右のゲーテ〜壁に突き当たったとき開く本〜齋藤孝著 より】
 日本語で言えば「カタカナ語を排除して日本語を浄化しよう」という考えではなく、「優れた外国の言葉があれば、それを取り入れた方が自国語は豊かになる」というスタンスでカタカナ語も積極的に取り入れていきましょうという考えの言葉のようです。
 無理に日本語で言い換えるよりも最も適切な意味を持っている外国語があればそれを使った方が良いでしょうということですが、本当にそのとおりだと思います。

 ちなみに私は「美しい日本語とは!?」ということを考えていたわけではいのですが、この言葉の「より良いものをつくりあげるには原理原則に固執しすぎるのではなく、柔軟い色々なもの取り入れた方が良い」という意味合いに深く共感して今回取り上げることにしました。

 最後まで読んでいただきありがとうございました^ ^


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