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青チャートってどう使えばいいの!?現役慶應生が効率の良い使い方を解説!

数学の参考書として最も有名な参考書であり、高校の宿題にされることも多い青チャートですが、どう使えば効率よく勉強できるかを知りたいという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、現役慶應生が実際にしていた、効率よく学力を向上させることができる青チャートの勉強法を紹介します!

なお、青チャートのレベル・メリット・デメリットや、自分が青チャートに向いているかを知りたい人は以下の記事をお読みください。

青チャートの解き方

青チャートの大まかな解き方としては
1.例題を順番に解く
2.間違えた問題を解きなおす
(1→2を繰り返す)
3.章末のエクササイズを解く(自信がない場合)

となっています。これだけ見てもわかりにくいかと思いますので、詳しく説明します。

1.例題を順番に解く

まずは例題を順番に解きます。ただし、いくらか注意点があります。
①答えは解き始めてから5分は見ない
②答えが合っているかだけでなく、記述内容も答えのように丁寧に書く
③解けなかった問題には、ページの上に目印をつけておく
④明らかに解ける問題は飛ばしてもよい

①については、答えを見ずに自分で考える時間が数学力を上げるために必要なため、必ず守ってください。
②は、国立大学や難関私立大学では数学は記述試験であることから、ただ答えが合っているだけではなく、答えの導出過程もしっかり書く力が必要となるため、やっておくべきといえます。
③は、後述する勉強法をする上で必要なために書いておいてください。
④については、数学において明らかに解けるような問題は(少なくとも受験生である間は)忘れないため、やる必要がないということです。
この方法で例題を進め、その章の最後の例題まで解き終えてください。

2.間違えた問題を解きなおす

1でつけた、解けなかった問題の印をもとに、間違った問題をもう一度順番に解きなおしてください。
また、この時必ず間違った例題の下にある類題も解いてください
類題は例題と比べ難易度が上がりますが、同じプロセスの問題を繰り返し解くことで、理解を深めることができます。
また、解きなおしで間違った問題はさらに印をつけ、1→2と同様のプロセスを行い、間違えた問題がなくなるまで繰り返してください。

3.章末のエクササイズを解く(範囲による)

通常3は必要ありませんが
①他章と比べて間違えた問題が多い
②全部終えたがまだあまり自信がない

①または②を満たす場合は、章末についているエクササイズという問題も解いてください。
エクササイズの問題の難易度は例題・類題と比べて難しく、時間がかかるかと思います。しかし、青チャートでは各例題の思考に近いエクササイズの問題が示されていますので、それを参考にしながら、間違った問題に近い章末問題のみを解けば問題ないかと思います。

青チャートの目標設定

ここまで青チャートの解き方を解説しましたが、実際にどれくらいのペースで青チャートを解けばよいのか知りたい方も多いかと思いますので、目標設定も紹介します!

青チャートは1週間単位で目標を設定し、ノルマとしては
既習範囲は1週間に1章進める
予習範囲は2週間に1章進める

と考えてください。予習範囲とは、学校でまだ習っていないが自分で進めている範囲と考えてください。

青チャートで解かなくてもいい章

実は、青チャートをする上で解かなくても受験に大きく影響しない範囲がいくつかございますので、紹介させていただきます。

①数学I「データの分析」

IAに入っている「データの分析」ですが、他範囲と比べて入試に出る機会が少なく、難易度も高くないため、共通テスト直前期に復習する程度で十分であり、わざわざ他単元と同様に1週間かける必要はありません。
高校1,2年生の方でしたら、この範囲は飛ばして数学Aの章などに進みましょう。

②数学A「図形の性質」

意外に思われるかもしれませんが、数学A「図形の性質」は入試にそれほど出ません。早慶など一部大学では盛んに出題されるのですが、そもそも単元の重要な点が「方べきの定理、チェバ・メネラウスの定理」程度しかなく、これらの範囲も他の章で頻繁に出ることから、わざわざこの章で練習しなくとも自然と頭に入ります。
そのため、基本は飛ばしても問題ないでしょう。

まとめ

いかがでしたか。青チャートの使い方がわかってもらえたかと思います。
これを参考にしながら青チャートを進め、ぜひ数学を得意な教科にしてください!

三田個別指導塾について

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講師陣は全員現役慶應生であり、大学入試を受験したばかりであるため、最新の大学合格勉強法を理解しており、そのノウハウを生徒様に伝授することができます。
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