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くらもとの書きもの

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すべておれが血反吐を吐きながら書いたものです。楽しいね!
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#詩

ツイートとよばれたいくつかのことば

ツイートとよばれたいくつかのことば


自序 ツイッターは消えてしまった。そして、もしかしたら、ぼくもいつか消えるのかもしれない。
 いや、ぼくたちはもう消えつつある。いまも。そういうしずかな滅びもいいけれど、ぼくは残念ながら、花火をあげながら滅びたい。
 だから、ツイッターに書いた一部の文を、残しておこうと思う。二千年後には評価されるかもしれない。今されるかもしれない。

のすたるじぁはじまり

とりはなくのをやめて、ぼくはゆうぐれ

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私的産文、産文的私

私的産文、産文的私


あなとわたし

 たの抜けた世界で、わたしはあなにハマってゆく
 いつから、あなたは、いなくなったの?
 わたしの問いかけは、虚しくおちてゆく。

ひさしぶり

 ぼくは今日、といっても令和五年九月二六日に、何日かぶりに月をみたんだ
 コンビニに行くあいだ、ずっと月とみつめあっていた
 なぜか、泣きそうになったよ、久しぶり、少し欠けた、あなた。

におい

 美術館にいったとき、懐かしいにおいを

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