コロコロムッタ

「宇宙兄弟」という漫画が好きだ.「めちゃくちゃ好きで何回も読んでます!」ってほどではないが,これを読んで航空宇宙系の仕事ができたらいいな,って思うくらいには影響を受けた.

以下は個人的に共感が深いページである.

『宇宙兄弟』2巻#12「コロコロムッタ」より(画像は日経ビジネス記事から)

ムッタは余裕がなくなり思考を止めたくなると,TV,ラジオ,新聞を一気に同時に頭に入れ情報で埋め尽くそうとする.ムッタ母はこれを掃除道具のコロコロでゴミをかき集めるようすにたとえて.「コロコロムッタ」と名付けている.


え,めっちゃわかる.今まで共感してもらったことがないが,自分は試験勉強をするとき,テレビを見ながらスマホを横に置いてたり,音楽聴いてたりするほうが集中できた.皿を洗いながら部屋の掃除をし,ラジオをかけているとか.実際試験の時も,右手で問題を解きながら同時に左手でマークする,とかアホなことをしていた.一つに集中してやりたいというより,いくつも同時にやりたくなってしまうのである.

多分,一つだけに集中しようとすると,脳の余裕のある部分で別のことを考えてしまうのだと思う.だからいろんなことを同時に行なって脳をフル稼働させてしまった方がかえって効率が良いのだ.

今自分で書いててキモいと思う.バイトで中学生に勉強をい教えているが,「先生,勉強方法教えてください!」とか聞かれても参考にならないのでいつも適当に返事している.

誰かコロコロムッタタイプの人いませんか?


関係ないけど,ラグビーしてるとき,脳の普段使わない部分を使っているような気がする.
俯瞰でテレビや観客席からラグビーを見ているときは戦術やプレー選択についてすごく冷静に考えている.時間的にも精神的にも余裕がある状態だからできることだ.
自分がプレーするとき,違う感覚になる.そんな瞬時に普段判断できないのに,反射で体が動く.なんかこう,頭に溜め込んだ記憶から似たような場面を引き出してるというか?だから同じようにラグビーたくさん見てる奴とかだと見なくてもどこにいるかなんとなく分かったりする.いや実際は音とかで感じてるってのはもちろんあるけど.なんかこう,プレーの波長が合うというか.
試合中一番疲れるの頭なんだよなぁ.なんなんだろあの感じ.打席やマウンドでは完全な個人技だったので野球部時代は感じたことなかった感覚で新鮮なんですよね.誰かスポーツ時の脳について詳しい人いません?

人間の脳ってすごいねぇ.
ボーデンバレットとか,リオネルメッシとかの頭の中経験してみたい.

なんなら他人の脳みそなら誰でもおもろいかも.

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