まず勉強するのは

内田さんが英会話より、文法や古典文学であると述べたが分かる気もする。

初等から英語をやる時代である。
しかし、普段から外来語に触れているか?いないか?は差が出る。
それに、そのあと英語ができるか?できないか?はもう個人の力を頼りるしかない。

会話は色んな解釈される場合もある。
ライトなもので済めば、コアな内容を知っているか?いないか?で、重要度が増すこともある。

ビジネス会話で済むならいいが、より深いものを求められたとき、答えられない弱い立場になることはある。
オーラルだけでなく、イディオムもやらなくてはならない。

しかし、言葉…口達者と言葉が豊かとは違う。
口達者は口喧嘩が上手けりゃいいわけで、豊かな言葉はどれだけ母国語を知っているか?になる。

だから、古典である。
大陸から入り、大和言葉とか、江戸の文学とか、いろいろあるわけだが、少しづつ知るだけで違ってくる。

言葉は状態や状況を描写する。
むかしの描写が今に何となく通じるのは、そんな時だ。
平安時代までいかなくても、分かりやすいのは江戸時代や江戸や大坂文化であろう。
由来や、風物、行事、習慣でさえ、読めば何となくわかるのだから、古典を読むだけで昔の人とコミットできるのだ。

過去には、それなりの事情があってそうなっており、それが現代の名残りだったり、文化の片隅にあったりするのだから、道理を知る機会でもある。

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