摂食障害ドキュメントをみた

内容は以下

「家族もお手上げだという」

問題を家族に帰結させるのは、一昔前の精神療法やどこかの医者である。

もちろん、原因は患者を作り出したり状況や周辺人物であろうが、それについては後でいう。

連想するのはアルコール症だ。
何かに拘り執着する気質がとても似ている。

元々、優等生やトップランナーだったりして、本人もやればやるうちに、それが当たり前に思うようになってしまう。

何かに秀でてないと許せなくなるというのは、成績だったり、スタイルだったり、モノの配置だったりして、とても神経症的に感じる。

仏教で執着がいけないというが、瞑想だの、修行だので、生命エネルギーをわざと落として、執着させないように誘導するのではないか?と思ったりする。

森田療法にせよ、内観療法にせよ、やや強引な精神療法に感じるのは、言葉を変えれば別のものに執着させる狙いが見える。

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ドキュメントでは、家族が全く出てこないし、出したら出したで、VTRが長びくから割愛したのだろう。

優等生を作るのは周りである。

何らかのきっかけで、本人が良い点をとれば、次も、次もと、周りも期待するし、本人も応えようとする。

要は煽りだ。

成績が良く生産性がよければ、いいじゃないか?になるだろうし、周りも期待が高まり、良い成績を持ってくるのが当たり前となる。

従って、神経症的な症状は結果である。前の段階で期待せずに、次はないだろう?と冷水をかけるくらいでないと、病気に進むのかもしれない。

優等生はバベルの塔みたいな病に似ている。

本人も途中で期待する人間にそっぽを向く、くらいじゃないと、病に進んでしまうのかもしれない。

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