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やっぱり生のお芝居がサイコーってワケ

今年9回目の観劇だ!!!
え? マジ? 待って、今日の劇場「浅草九劇」ってとこだったんだけど、運命では???


まあ戯言は置いといて。

行ってきました。


なんでこんな仰々しい感じでテンション高い文章書いてんの?って、いや違うんですよ、聞いてくださいよ。

主演とかそういうんじゃないんですよ…………
今回、白石隼也、

脚本・演出もやってて、、、、、、、、、、、、、、、、、、、



結論から言うと、めちゃめちゃめちゃめちゃ良かったです(語彙力)

最近圧倒的な衰えを感じ始めた記憶力を頼りに書いた観劇感想は、別垢に投げたので読んでやってもいいぜって人はこちらからどうぞ。


こんだけ白石演出舞台の話で切り出しておいて急カーブするんですが、私には過去2つほど消化しきれていない観劇がありまして。

1つは、KAATの中スタジオで観た「ゴドーを待ちながら」。
もう1つは、小瀧望主演の「エレファント・マン」。

ゴドーは一生考えるのをやめられない方、エレファントマンは一生やるせなさを抱えて生きていくしかないことに苦しみの呻き声をあげる方。って感じ。
(繭期は末満の頭の中に解答があるっぽいと信じているのでお出しされたものを甘んじて享受するしかないのでノーカン)

今回観てきた『The Mysterious Stranger ザ・ミステリアス・ストレンジャー』という作品。
消化しきれないというほどではないんだけど感情的に、上に挙げた2作品の両方の要素があって人生の命題増えちゃった…………っていう話。

原作は、『トム・ソーヤーの冒険』などで有名なマーク・トウェインの同名小説(邦題『不思議な少年』)で、演劇として上演されるのは今回が初。

どういった作品なのか、については↑の白石隼也の記事で知った……んですけど、大半有料部分なので簡単に要約すると、
白石がたまたま手にした『人間とは何か』と、多くの共通点があった『不思議な少年』。この作品はトウェインの晩年の怪作でありながら、何度も改稿されており、ある時期を経て、強い反戦思想を汲んだ別バージョンが生まれていたというのだ。
トウェインが、そして彼の死後には公認伝記執筆者が、何度も形を変えてまで発表したかったその作品を、今また新たな作品として、世の中に出したい、と思ったという。

この記事を読んでから、簡単にWikipediaをさらって『人間とは何か』と『不思議な少年』とは一体なんぞや、というのを確認したのだけど、どうやら有名な『トム・ソーヤーの冒険』のような冒険譚とはわけが違うらしい。
『人間とは何か』に至っては、もうタイトルからして私が好きそうって気がしたので、観劇前にどちらか予習しようか迷ったのだけども、時間的余裕のなさもあって、結局何も情報を入れないまま今日に至ったというわけだ。

帰路、図書館でどっちも借りてきたので、観劇で浴びた感情・思想・表現の衝撃を出来る限り思い出しながら、原作と向き合っていこうと思いました。


いやあと、他の出演者さんの情報とかもふだんからあまり調べずに行くので知らなかったんだけど、テオという主人公的なポジションを演じていた斉藤莉生くんの表現力がすごくって、、、、、、、、
ワァ………ってなってたら、SNS経由でハリポタ舞台版に出演していて、多くの人々を魅了しているらしいことを知りました。
めちゃめちゃによかったです。一言で言うと、“激昂する陰キャ”が上手い(失礼)

今作の無事完走、が目下の願いではあるけども、できれば今後もまた白石隼也脚本演出作品が見られるといいな〜〜〜〜という思いをめちゃくちゃに強めた観劇でした。
話の好みが近いっぽくて嬉しかったな日記。おわり。

帰りに浅草寺で引いたおみくじ大吉だった!ヤッター

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