【サンプル公開】月刊モデルアート2021年9月号
月刊モデルアート2021年7月号では、昨年12月号に続いて調色を特集します。
調色を制して塗装を制するⅡ スタンダード編
前回のベーシック編からやや応用したテクニックまでを取り扱います。もちろん前回号が無くても全く問題ありませんのでご安心ください。
目次です。気になる記事は見つかりましたか?
トップバッターは世界的なフィギュアペインター、ナッツプラネットのMH氏です。まずは前回の「色相」「彩度」「明度」のおさらいから始まり、色が与える印象である「色彩心理」や「補色」「配色」、さらには「スケールエフェクト」まで解説します。
塗料のフタを開けた時点では良さそうだったのに塗ってみたら何か違う…なんて経験はありませんか?ここではキット指定色をベースに、最短ルートで理想の色味を目指します。
アナトーリー・セルジュコフ国防相(当時)の意向で採用されたロシアのセルジュコフカラー。撮影環境によって見た目が大きく異なり、モデラーを悩ませます。そこで2015年に現地で取材した様子をご紹介。モデラーらしく、カラーチップを実機にかざして検証しました。
高い人気を誇るSu-33ですが、機体色は模型で再現しようとするとかなり手強い存在です。ただでさえ青の調色は難しいのに、それが3色ともなると難易度は急激に上がります。そこで、中国発の新メーカー、MINIBASEからリリースされる最新キットをお題に、カラーサンプルを用意して機体色を攻略します。
調色をやや応用した形もご紹介。AFVではすっかりお馴染みとなったカラーモジュレーションを解説します。
一見無関係に思われるかもしれませんが、グラデーションをかけていく過程は、調色と極めて密接な関係にあります。グレーの明度を調整しながら色を重ねる様子を分かりやすく解説。
さらには艦船模型にもカラーモジュレーションを施してみました。海軍工廠色に白と黒を添加しながら、光と影を生んで立体感のある仕上がりを目指します。
突然ですが缶スプレーのテクニックもご紹介。実は缶スプレーでしか発売されていない色というのは多く、中身を出して使用するシーンもあります。さらにエアブラシや筆塗りの方でも、下地やトップコートは缶スプレーでサッと行う、という方も多いのではないでしょうか。そこで、長谷川迷人が吹き付け方からちょっとした裏技まで解説。5円玉以外にも活用できるアイテムが…?
前号ではAKインタラクティブの水性塗料「3rdジェネレーション」と、GSIクレオスのウェザリングカラーの新色を紹介しましたが、今回も最新の注目アイテムを掲載。
半ば伝説と化していたガンダムマーカーのメッキシルバーがリニューアル。今回はメッキ調仕上げにうってつけなスプートニク1号を製作しました。その仕上がりは是非誌面にてお確かめください。
トアミルから発売され、ジワジワと勢力を拡大中の「ボーンペイント」をチェック。どのような特徴があるのか、実際に検証しました。
今月号は特別記事を2つ展開します。
深海の使者 潜水艦
艦船模型スペシャルでも活躍中のねりごま船渠氏が製作し、ピットロードコンテスト2018で金賞を受賞した作品をご紹介。クリアーレジンに潜水艦を封入した魅力的な一作の製作手順をたっぷりと解説。さらに、作り起こしの新作もハウツーと共に掲載します。
スーパーカブ
先日最終話を迎えた話題のアニメ『スーパーカブ』。実車にも注目が集まっていますが、模型でも楽しみましょう。フジミのスナップキットを製作します。さらにカブといえばカスタムされることも多く、様々な姿を見せます。そこでカスタムカブも模型でご紹介します。
ニューキットレビューでは話題のキットの作例を掲載。
・タミヤ 1/24 NISSAN フェアレディ 240ZG
さらに6代目Zや、水性トップコート吹きっぱなしで仕上げた作例も掲載。
・タミヤ 1/24 1989 ザウバー メルセデス C9
・ドイツレベル 1/24 ジャガー Eタイプ(クーペ)
・ズベズダ 1/48 IL-2 シュトゥルモヴィーク
このほかにも連載や新製品情報など盛り沢山。月刊モデルアート2021年9月号は7月26日発売。B5版160ページ、税込1,293円。
お買い求めは全国の書店、模型店、または通販サイトで。
前回の調色特集2020年12月号は店頭在庫のみとなっておりますが、シナノブックにて電子版を販売中です。この機会にぜひお買い求めください。
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